3Dプリンティング(AM)の基礎と材料開発による高機能化のポイントおよび製品開発への応用

~ 3Dプリンティング(VPP/MJT/MEX/PBF/BJTなど)材料とその特長、3Dプリンティングの拡大する用途(最終製品/セラミック造形/ヘルスケア/歯科/宝飾など)と今後の動向 ~

Dプリンティングに使用する樹脂材料の基礎から要求に合わせた特性を付与するための材料開発のポイントまで修得し、最終製品の直接製造に応用するための講座

・年々拡大する3Dプリンティングの用途や材料の要求特性、特長を理解し、その実用化技術や国内外の最新技術動向を学ぶことで新製品開発や新事業開拓に活かそう!

講師の言葉

 30有余年前に試作模型を作製する目的で発明された光造形法を緒に次々と三次元積層造形法(AM法)が発明された。これらの基本特許が消滅したことを契機に2012年に大きなブームが巻き起こり「ものづくり」の新しい流れとなっている。今日、AM法は簡便に3Dプリンティングと呼び、その装置を3Dプリンターと呼ぶようになっている。3Dプリンターで直接最終製品を製造する動きが年々拡大し、現状ではその用途が4割近くに至っている。しかし、そのための材料の種類や性能は、十分なレベルとは言い難く、材料の更なる進化が求められている。

 本講演では、下記4つのポイントから解説を進めていきたい。

  ・各3Dプリンティング技術の活用分野から材料への要求特性を理解し、その材料への理解を深める。

  ・今後重要となる最終製品製造のための樹脂材料の要求特性や特徴を理解する。

  ・最近再び注目されている光硬化性樹脂を用いる3Dプリンティングの用途の動向を探る。

  ・新たな用途や材料開発へのヒントを掴み関連ビジネスへの展開のきっかけを探る。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年01月29日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・3Dプリンターに関心のある、企業や研究機関の新規ビジネスの企画担当者の方
・自社製品を利用して3Dプリンター材料に取り組もうとしている材料メーカや材料開発者の方
・3Dプリンターを利用した自社製品の設計開発を検討している製造業の技術者の方
・3Dプリンターに関する現状や最新動向を調査し、自社での取り組みを推進する知財関係者の方
予備知識 ・3Dプリンティングの各方式とその材料の一般的な知識があると理解が深まる
修得知識 ・3Dプリンティングとその材料の製造技術と各種製造手法のポイント
・樹脂系材料の最近の開発動向が学べる
・光硬化性樹脂を中心に最終製品製造に向けた要求指標等の知見が得られる
プログラム

1.3Dプリンティングの基礎

  (1).3Dプリンティングとは

  (2).3Dプリンティング市場とその用途

  (3).3Dプリンティングの特許の状況

 

2.3Dプリンティング材料の基礎

  (1).3Dプリンティングの材料概説

  (2).3Dプリンティング材料の造形方式

    a.光硬化性樹脂材料を利用する液槽光重合法(VPP)

    b.材料噴射法(MJT)

    c.材料押出し法(MEX)

    d.粉末床溶融結合法(PBF)

    e.結合剤噴射法(BJT)

  (3).VPP用光硬化性樹脂材料の開発の歴史とその詳細

 

3.3Dプリンティングの材料、特に用途から見た今後とそのビジネス展開

  (1).最終製品製造を目指す3Dプリンティング

    a.再び注目を集めている液槽光重合法用の光硬化性樹脂材料の最新展開と今後の動向

      用途:最終製品製造、宝飾、歯科、セラミック造形等

    b.粉末床溶融造形法(PBF)による最終製品製造

    c.インクジェットと加熱によるPBF法であるMJF, HSS, SAF方式とその展開

    d.材料押出し(MEX)法による最終製品製造

  (2).3Dプリンティングのヘルスケア用途

  (3).5G、6Gを見据えた3Dプリンティング材料の最新動向とその将来

 

4.3Dプリンティング材料の動向

  (1).Formnext 2023(独)

  (2).RAPID-TCT 2023(米)

  (3).TCT Japan

  (4).次世代3Dプリンター展など

  (5).メーカや業界団体主催のWebinarから見た将来動向

キーワード 3Dプリンティング 積層造形 AM 光硬化性樹脂材料 最終製品 耐熱材料 靭性材料 セラミックス造形 ヘルスケア バイオ製品 宝飾 3Dプリンター
タグ 精密機器・情報機器アンテナエコマテリアルプラスチックレーザ加工シミュレーション・解析金属金属加工金属材料材料樹脂・フィルム精密加工・組み立てモータリチウムイオン電池位置決め医療機器複合素材機械工作機構造物材料力学・有限要素法車載機器・部品省エネ設計・製図・CAD精密機器設備電子部品歯車
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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