材料力学の基礎と機械設計および強度設計への応用とそのポイント ~ 演習付 ~  <オンラインセミナー>

~ 材料力学の基礎、材料力学の展開とポイント、実務における機械の強度設計概論、壊れない設計をするための強度の知識、機械の強度計算の具体的方法とそのポイント ~

・疲労破壊の原因とメカニズムを理解し、機械の強度計算の具体的方法を実践的に修得するための講座!

・材料力学の基礎の理解と溶接継手、ボルト、軸の疲労破壊のメカニズムおよび応力計算方法のポイントを実践的に修得し、信頼性の高い強度設計に活かそう!

メカニズムを理解し、機械の強度計算の具体的方法を実践的に修得するための講座!

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講師の言葉

(第1部)

 材料力学は、いうまでもなく機械工学の中心をなす基礎科目の一つであるが、近年、有限要素法(FEM)などの計算力学的なツールによる構造強度解析が容易になり、その必要性は益々高まってきている。

現代は、解析条件を設定してFEMを用いてコンピュータによる構造計算を行うと即座に答えが得られる便利な時代になっている。

一方、FEMでは、適切な境界条件を設定しないと現実的ではない解が生じ得るが、この誤りは非常に気づきにくい。しかしながら、材料力学の知識があればFEMの結果の奇妙さに気づき、適切に対処することが可能である。

このため、コンピュータによるシミュレーションが隆盛を極める現代においても、材料力学は以前にも増して重要な位置を占めることは論をまたない。

以上の点を踏まえ、本セミナーでは、強度計算のための基礎事項および強度計算のポイントとなる事項の修得を目標にする。

(第2部)

 機械装置における破損原因の80%は疲労破壊であり、破損個所は、溶接部、軸、ボルトの順に多い。本セミナーでは、なぜ疲労破壊が起きるのか、その原因とメカニズムについての基礎知識を学習するとともに、破損しやすい部位の応力の計算方法について紹介する。

 コンピュータが発達している現代にあっては、難しい強度計算はCAEがおこなってくれる。しかしコンピュータシミュレーションは具体的な構造や形状・寸法が決まらないと利用できない。したがって、実務の機械設計において求められる機械技術者のスキルとは、構想設計段階で必要な機能の本質を見抜き、自分が、あるいはチームが計画している構造、形状、寸法の可否を判断する能力である。そのためには、強度設計においては基礎的な力学、つまり材料力学の本質的理解が必須となる。

 本セミナーでは、材料力学の基礎知識のみをベースに、疲労破壊が発生しやすい部位の応力の概略値を手計算で求める方法について解説し、設計者のスキル向上に供することを目標とする。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年02月21日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械要素部品の強度や変形の計算を必要とする方
・設計で活用する材料力学について基礎を学びたい技術者の方
・機械装置の強度において特に注意すべき点について知りたい機械技術者

予備知識 ・高校卒業程度の力学、数学
修得知識 ・ものの強度を評価でき、はりや棒など、簡単な形状の応力や変形を計算できる
・機械装置において発生する代表的な疲労破壊
プログラム

(第1部)

1.材料力学の基礎

  (1).材料力学の目的

    a.応力とひずみ

  (2).引張り試験、弾性変形、降伏

  (3).応力集中、疲労

  (4).引張り、圧縮

 

2. 材料力学の展開とポイント

  (1).丸棒のねじり

  (2).はりのたわみ

  (3).不静定はり

  (4).座屈

 

(第2部)

1. 実務における機械の強度設計概論

  (1).管理技術者が考える機械設計技術者に必要なスキル

  (2).機械に要求される基本機能

  (3).強度設計に必要な力学の知識

 

2. 壊れない設計をするための強度の知識と応用へのノウハウ

  (1).製品のどこが壊れるのか、どのように壊れるのか

  (2).なぜ壊れるのか、そのメカニズム

 

3.機械の強度計算の具体的方法とそのポイント

  (1).溶接継手

  (2).ボルト

  (3).軸

キーワード 強度設計 強度計算 構想設計 材料力学 応力 ひずみ 弾性変形 降伏 応力集中 疲労 溶接継手 ボルト 軸 構造強度解析 FEM ねじり たわみ はり 座屈 溶接継手
タグ 安全研究開発商品開発金属金属材料トライボロジーねじ未然防止ロボット疲労紙送り機構機械機械要素強度設計工作機構造物材料力学・有限要素法自動車・輸送機設備歯車
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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