設計・開発における見積書の評価とコストダウンへの具体的な活かし方
~ 見積書とその明細の必要性、見積書の査定方法、見積書では見えないコストとそのポイント、見積もり手順とコストダウンの着眼点、分析方法 ~
・見積単価だけを見ているのでは何も進まない、具体的な見積書の読み解き方を修得し、設計段階における購入品・外注加工品のコスト削減に活かす講座!
・見積書の見方と見積明細の大切さ、見積書では「見えないコスト」の把握方法を修得し、設計・開発段階からの製造コストの削減に活かそう!
・講師の実務経験に基づき、社内にいるだけではなかなか知ることのできない話を含めながら講義を進めます!
講師の言葉
米国が中心となったサプライチェーンの変更、コロナウィルスの発生による生産活動の停滞、2020年秋ごろからの原材料の価格上昇など企業を取り巻く環境は、グローバル化の進展に伴い、一つの変化が他に大きな変化として影響を与えるようになっています。
とくに、昨年春先からの円安は、海外生産に依存していた企業の採算性を大きく悪化させました。このため、円安をきっかけとして多くの企業が、生産拠点の国内回帰を進めてきています。つまり、国内企業間の取引が増えたことから、見積書に示される金額の評価(査定)が重要になっていたのです。
しかし、見積書の評価(査定)では、単に見積金額の比較を行って、安価な取引先を探すことしか見ていない企業が見られます。また、今後の原油価格や電力料金から生じる物品価格の上昇、賃上げなどは、見積金額の評価(査定)を難しくしていくでしょう。
本セミナーでは、この見積書について、その重要性について解説します。そのうえで、見積書は金額の安い高いだけを見るのではなく、その明細を知ることの大切さを述べ、その見積明細の読み解き方を考えます。また、陥りやすい見積書の読み方、対象の品目によって異なる見積書の計算方法などを解説し、見積システムの活用についても述べています。最後に、見積書から得られる情報をもとにコストダウンを進める切り口について紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年01月24日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・開発・設計・生産技術部門に携わる担当者の方から管理職の方
・業務改革に携わっている技術者の方から管理職の方
・調達部門の携わっている担当者から管理職の方 |
予備知識 |
・特に必要ありませんが、図面や加工の知識があると事例紹介の理解が深まります |
修得知識 |
・会社の利益と見積書の役割を理解できる
・見積書の記載内容とその求め方を理解できる
・コストダウンに役立つ分析力が身につく
・見積書をコストダウンに繋げることができる |
プログラム |
1.利益獲得につながる見積書
(1).見積書から取引がはじまる
(2).見積書は利益が含まれる
(3).見積書には会社の発生するすべての費用が含まれる
(4).おなじ品目でも会社によって見積金額は異なる
(5).いろいろな見積もり方法がある
2.見積書の見方:図面を基にした加工品のコストダウンの事例
(1).図面と見積書を確認する
(2).見積書に課題はないか
(3).見積書に情報がしっかり記載されているか
(4).見積書を査定するためには
3.見積もりに必要な基礎知識
~コスト積上げ法によるコスト算出~
(1).見積書の基本情報とは
(2).品目売価の求め方
(3).材料費の求め方
(4).加工費の求め方
(5).その他の費用:材料費と加工費だけではない
4.見積書では「見えないコスト」の考え方とそのポイント
(1).見積金額だけに目を向けてはいけない:事例2
(2).「見えないコスト」を金額にする
(3).品質、納期、コストに関する方針の整合性
(4).見積書と生産システム、調達方針を考える:事例3
5.見積もりの手順とコストダウンの準備とコストダウンの着眼点
(1).購入条件とコストダウンの準備を考える
(2).見積もり計画の準備項目を整理する
(3).見積書の査定の仕方とコストダウンの着眼点
(4).その他:見積書の入手、価格交渉(商談・技談)がどのように行われているか
6.購入品、外注加工品、原材料のコストダウン・コスト適正化の着眼点
(1).設計段階における購入品のコストダウン・アプローチの仕方
a.購入品の仕様を決めるときの、詳細な原価の探り方
(2).設計段階における外注加工品のコストダウン・アプローチの仕方
a.加工品のコスト分析による改善
b.材料費の明細入手の仕方
(3).原材料のコストダウン・アプローチの仕方
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キーワード |
見積書 図面と見積書 原価計算 品目売価 材料費 加工費 コストダウンの着眼点 購入品 外注加工品 原材料 |
タグ |
コストダウン、原価・財務・会計、金属加工、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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