ロバスト制御の基礎と位相整形手法による高性能化への応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ システムのモデル化、性能仕様の制御設計への反映、不確かさ・パラメータ変動のロバスト制御への応用 ~
・システムのモデル化から実用的なロバスト制御手法までを修得し、実務での制御系設計に活かすための講座
・不確かさ情報の捉え方、評価関数や重み関数の設定方法などロバスト制御活用のポイントを修得し、制御系における課題解決や高性能化に活かそう!
※セミナー終了後、デモで使用したMatlabのサンプルコードを配布します
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
「負荷が変わるたびに制御器をチューニングしなければならないから、しんどいわ。」
「PID補償器を一所懸命チューニングしたけれど、応答性能がいまいち。」
「ロバスト制御を使ってみたいけれど、どこから手を付けたらいいかわからない。」
「H∞制御やμ設計を使ったけど、期待したほど性能が出なかった。」
そう思っているあなたに、このセミナーはぴったりです。
ベテランの講師が、長年企業との共同研究で培った経験と洞察をもとに開発した、実効的なロバスト制御方法を分かりやすく説明します。不確かさ情報を抜き出す方法、評価関数の設定、重み関数の決め方など、ロバスト制御を使用する上で最も困るポイントをすべて教えます。さらに、要所ごとにデモを行ない、設計手順を一通り体験できるようにしています。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年09月21日(木) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・自社製品の品質を高めたい方
・他社との差別化を図りたい方
・制御系設計に関する知識を深めたい方
・これから制御を使ってみたい方
|
予備知識 |
・周波数特性に関する基礎概念
・モデルに関する基礎知識
・MATLABの基本的な使い方
|
修得知識 |
・デモで紹介した設計例を参考に、一定レベルのロバスト制御系を設計できるようになれます |
プログラム |
1.システムのモデル化
(1).物理法則によるモデル化
a.例題1: ハードディスクドライブ
b.例題2: 多慣性系
(2).同定実験によるパラメータ同定
2.モデル不確かさ
(1).不確かさが存在する要因
(2).不確かさの分類とその特性の捉え方
a.動的な不確かさ
b.パラメータ不確かさ
3.性能仕様をどうやって制御設計に反映するか?
(1).性能仕様と周波数応答の関係
a.制御系仕様のまとめ
b.目標値と外乱をその周波数特性でとらえる
(2).目標値追従、外乱抑制に必要な閉ループと制御器の周波数特性
4.ロバスト制御の考え方
(1).プラント集合を制御する
(2).不確かさの特性を生かす
5.μ設計: 不確かさのゲイン情報を生かすロバスト制御
(1).一般化プラント: 制御仕様の評価関数
(2).重みの設定: 不確かさのゲイン情報と外乱特性を生かす
(3).設計した制御系の妥当性を読み解く
(4).設計例+デモ: ハードディスクドライブ
6.受動性方法: 不確かさの位相情報を生かすロバスト制御
(1).不確かさ位相のモデル化
(2).設計方法
(3).設計例+デモ: ハードディスクドライブ
7.位相整形手法: パラメータ変動システムのロバスト制御
(1).Popov変換とその一般化: パラメータ変動の変換法
(2).メタヒューリスティックスによる位相整形
(3).受動性方法による性能設計
(4).設計例1: ドライブトレインの共振制御
(5).設計例2+デモ: 吸気管のスロットル制御
|
キーワード |
制御工学 ロバスト制御 位相整形 システム設計 モデリング パラメータ調整 チューニング 外乱抑制 制御器 不確かさ μ設計 ゲイン情報 受動性 Popov メタヒューリスティック 性能設計 共振制御 |
タグ |
アクチュエータ、シミュレーション・解析、センサ、バルプ・ポンプ、モータ、ロボット、機械、機械要素、自動車・輸送機、振動・騒音、制御、設計・製図・CAD、精密機器、電源・インバータ・コンバータ、電子機器 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。