低温・低加圧固相接合技術の基礎と応用 <オンラインセミナー>

~ 拡散接合の原理と接備構成、異種金属間接合における留意点、電気塩生成接合法、電気アシスト接合法 ~

・部材にダメージを与えない接合技術を修得し、信頼性の高い製品開発へ応用するための講座
・高温・高加圧を必要としない表面改質法や新しい液相拡散接合法を用いた低温・低加圧固相接合技術を修得し、ものづくりへ応用しよう!

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講師の言葉

 工業製品の組立て・加工において、金属材料どうしを接合する技術は、産業の発展と開発の基盤技術として重要な役割を果たしてきた。中でも接合技術は、重厚長大型の製品に加えて、電子部品の組み立てや実装など、軽薄短小型製品まで適用範囲が拡大している。しかしながら、圧接法や溶接法等の高温・高加圧を必要とする従来の接合技術は部材に与えるダメージを考えると適用できる材料や形状は非常に限られたものになる。本講義では、表面改質法や新しい液相拡散接合法を用いた低温・低加圧固相接合技術について説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年06月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械構造用部品の技術開発や研究開発にあたり、低温・低変形量で精密な固相接合技術に関して基礎から学びたい方、最新情報を収集されたい方
予備知識 ・予備知識がなくても理解できるように参考資料等も配布、紹介します
修得知識 ・低温・低加圧固相接合技術に関して、利用の仕方や応用事例、最近の技術トレンド、産業化にあたっての課題までの知識を習得できる
プログラム

1.接合技術の中の固相接合の位置付け
  ・接合技術と固相接合の基礎

2.拡散接合の原理
  (1).接合機構の分類
  (2).固相拡散接合
  (3).液相拡散接合

3.拡散接合の設備構成
  (1).接合雰囲気の選定
    (2).接合装置

4.異種金属間の接合における留意点
  (1).異種金属間の拡散接合における代表的な状態図
  (2).はんだ接合部の金属間化合物
  (3).AlとCuを拡散接合した場合の接合界面組織

5.接合後の接手性能評価
  (1).破面観察
  (2).接合界面微細構造解析
  (3).各種強度試験
  (4).表面化学分析

6.最新の技術動向
  (1).金属塩生成接合法
    a.電子実装材料(Sn/Sn、 Cu/Cu、 Sn/Cu、 Sn/Ni)
    b.構造材料(Al/SUS、 Al/Ti、 Al/高張力鋼)
  (2).金属塩被膜付与シート材による接合(Al/金属塩被膜付与Znシート/Al、Ti/金属塩被膜付与Alシート/Ti)
  (3).電気アシスト接合法(Al/Cu、 Al/SUS)
  (4).UV照射による樹脂/金属の異種材料接合

キーワード 固相接合 拡散接合 接合雰囲気 破面観察 金属塩生成接合法 電気アシスト接合法 UV照射 状態図 はんだ接合 接合界面組織
タグ 異種金属金属金属加工はんだ溶接・接合実装電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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