電子デバイスにおける熱解析の基礎と効果的な検証ポイント<オンラインセミナー>

~ 熱抵抗と熱容量、モジュールの内部熱構造の可視化方法、実測とシミュレーションの活用法 ~

・構造関数、熱伝導率、熱抵抗の算出方法から熱解析の方法までを修得し、実務に応用するための講座
・熱解析の基礎から三次元CADモデルの活用法や校正ポイントまでを修得し、自社製品に合わせた熱解析技術を効果的に応用しよう!

講師の言葉

 本講座では半導体パッケージの熱規格を基にした熱解析のポイントを基礎から解説します。具体的には構造関数の意味や算出方法を解説し、実際の熱設計でどのように活かせば良いか?熱解析の各パラメータの意味や測定の仕方で何故結果が変わるのかを説明します。
 実際の現場では、三次元CADモデルを使ったシミュレーションによる解析結果と実機計測で全く相関が取れずに悩まれている方も多くいらっしゃると思われます。解析精度を上げるための三次元CADモデルの選定や校正ポイントのほか、各用途のモデル活用例を説明しますので、皆さんの業務に合わせた熱解析に応用することが期待されます。

本セミナーは受付を終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月21日(金) 13:00~17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・熱設計や回路設計に携わっている企業の方
・熱解析を担当しているが、実機測定の結果と解析の結果が毎回異なってしまう方
・熱解析で使用する三次元CADモデルの校正について修得されたい方
・自動車、家電、航空、半導体、材料その他関連企業の方
予備知識 ・高校卒業程度の数学・物理の知識
修得知識 ・熱解析の結果と実機との相関の取り方や考え方を修得できる
・各用途(高精度、短時間での解析等)に合わせた熱解析方法について修得できる
プログラム

1.温度と熱測定
  (1).温度測定方法
  (2).温度測定規格
  (3).JEDEC規格
  (4).ジャンクション温度見積
  (5).熱測定方法
  (6).過渡熱測定
  (7).熱抵抗と熱容量
  (8).放熱設計における材料選定
  (9).なぜ熱伝導率は測定の仕方で変わるのか?

2.モジュールの内部熱構造の可視化方法
  (1).時定数と温度測定
  (2).CauerモデルとFosterモデル
  (3).構造関数の算出と解析事例
  (4).RCラダーモデル
  (5).積分構造関数及び微分構造関数
  (6).データシートでよく見かけるZthと構造関数の違い
  (7).構造関数を用いた放熱設計事例
  (8).構造関数と等温面の考え方
  (9).熱電対で測定した温度とジャンクション温度

3.温度測定の条件の決め方
  (1).加熱電流の決め方
  (2).放熱経路への影響
  (3).測定モードの選定
  (4).JEDEC51-14に準拠した半導体素子のθjc実測方法
  (5).Si系、SiC系およびGaN系パワーモジュール過渡熱測定

4.三次元CADモデルの校正による高精度化と応用
  (1).シミュレーションによる熱解析方法
    a.解析モデルの選定と各モデルの用途
    b.モデル校正による精度向上・例
  (2).電子デバイスの実測とシミュレーション用3Dモデル作成
  (3).過渡熱測定とシミュレーションを用いた放熱材料の熱伝導率の算出方法

キーワード 熱設計 熱解析 パワー半導体 パワーデバイス 構造関数 モデル シミュレーション 電子部品 過渡熱 ジャンクション温度 CFD JEDEC51-14 素子
タグ 電子機器伝熱熱設計
受講料 一般 (1名):44,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):38,500円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは現在募集を締め切っております。
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