PID制御によるコントローラ設計の基礎と実践 ~デモ付~ <オンラインセミナー>

~ DCモータの連続系伝達関数モデルとシステム同定、2自由度PID制御、I-PD制御による実践的コントローラ設計 ~

・PID制御および要求性能を満たす改良型PID制御を基礎から学び、実際の現場ですぐに使えるようになるための講座

・DCモータを例に伝達関数モデルを求める方法やPID制御によるコントローラ設計法を体系的に修得し、実務で応用するための特別セミナー!

※講義で使ったScilabのプログラムはお配りいたします

オンラインセミナーの詳細はこちら:

https://www.j-techno.co.jp/オンラインセミナーのご案内/

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 「はじめてフィードバック制御の業務に携わるので、基礎から制御を学び、実践力を養いたい」
 「PID制御では要求性能を満たすことができないので、簡単な改良で性能を満たす方法を知りたい」
 本講義の目的は、このような要望をもたれている方が、実際に現場でPID制御とその改良型PID制御をすぐに使えるようにすることです。そのために、以下の工夫を加えて説明させて頂きます。
  1) 難解な制御数学は避けて、高校で学ぶ程度の数学を使って説明
  2)一般論ではなく、DCモータの制御を事例として、フリーソフトのScilabを用いて設計法と制御性能を説明(説明は速度制御、デモは位置制御)
  3)受講後、振り返りできるように、資料は読めばわかるように説明文章をしっかり記述しています。また、講義で用いたScilabのプログラムも供給します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年08月22日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・制御の知識、経験を持たない初学者
・実際にPID制御を使っていて、ゲイン調整に困っているもしくは性能に不満を抱いている方
予備知識 ・高校数学の知識
修得知識 ・PID制御と改良型PID制御を実践的に使える知識を習得することができます
具体的には、
1.制御数学の基礎
2.制御数学の基礎を用いたシステム同定により、伝達関数モデルを求める方法
3.伝達関数モデルを用いた極配置法により、PID制御および改良型PID制御のゲインの設計法とその性能
プログラム

1.制御工学とは
  (1).フィードバック制御の役割
  (2).フィードバック制御の基本構成と用語
  (3).制御工学の歴史

2.制御数学の基礎 
  :PID制御などの設計に必要な伝達関数
  (1).連続系伝達関数
    a.ラプラス変換の定義とねらい
    b.ラプラス変換による連続系伝達関数の導出
    c.連続系伝達関数をみてわかる応答
  (2).離散系伝達関数
    a.z変換の定義とねらい
    b.z変換による離散系伝達関数の導出
    c.離散系から連続系伝達関数への変換

3.シミュレーション実験のためのDCモータの連続系伝達関数モデル
  (1).モデルの対象となった実験装置
  (2).DCモータの連続系伝達関数モデル

4.連続系伝達関数モデルのシステム同定
  (1).システム同定の概要
    a.システム同定とは
    b.システム同定の手順
  (2).入出力データを得るための同定実験
  (3).入出力データから伝達関数モデルの計算
    a.Scilabを用いるための前準備
    b.モデル構造ARMAXによる同定

5.PID制御によるコントローラ設計方法と設計事例
  (1).PID制御の考え方と構造
  (2).PID制御の構造と伝達関数
  (3).極配置法によるゲイン設計の考え方
  (4).DCモータ速度制御の設計事例
    a.極配置法によるPID制御のゲイン設計
    b.シミュレーションのためのsce.fileとXcosモデル
    c.PID制御の性能
    d.PID制御の問題と原因 ~目標値応答と外乱応答が異なる~

6.2自由度PID制御によるコントローラ設計方法と設計事例
  :PID制御の問題に対応するための方策1
  (1).目標値フィルタ型2自由度PID制御の考え方と構造
  (2).目標値フィルタ型2自由度PID制御の特性 ~目標値応答と外乱応答が同じ~
  (3).DCモータ速度制御の設計事例
    a.極配置法による目標値フィルタ型2自由度PID制御のゲイン設計
    b.シミュレーションのためのsce.fileとXcosモデル
    c.目標値フィルタ型2自由度PID制御の性能

7.I-PD制御によるコントローラ設計方法と設計事例
  :PID制御の問題に対応するための方策2
  (1).I-PD制御の考え方と構造
  (2).I-PD制御の特性 ~目標値応答と外乱応答が同じ~
  (3).DCモータ速度制御の設計事例
    a.極配置法によるI-PD制御のゲイン設計
    b.シミュレーションのためのsce.fileとXcosモデル
    c.I-PD制御の性能

キーワード フィードバック制御 伝達関数 制御系設計 PID制御 I-PD制御 ラプラス変換 z変換 極配置法 連続系伝達関数モデル システム同定 コントローラ設計 位置制御 速度制御ゲイン設計 ゲイン調整
タグ シミュレーション・解析モータ機械工作機自動車・輸送機車載機器・部品制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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