車載機器における熱設計の基礎と放熱・冷却および熱対策への応用ポイント <オンラインセミナー>

~ CASEやEV化に伴う車載機器の熱問題、熱設計のための基礎知識、各車載機器(インバータ、ECU、ドライブコンピュータ、バッテリー、モータ他)における放熱・冷却および熱対策とそのポイント ~

・車載機器の熱設計と各種熱対策技術の実践ポイントをエキスパートに学ぶ講座

・クルマの電子化に伴いその重要性が高まっている熱設計と具体的な対策技術を実践的に学び、高性能で信頼性の高い製品開発に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 「CASE」をキーワードに車の電子化が急激に進んでいます。パワートレインはエンジンからインバータ/モータ/バッテリーに、運転はドライブコンピュータに、無線通信は5Gに置き換わり、いずれも大きな発熱を伴う電気・電子デバイスの冷却が信頼性の要になります。これら熱問題に対処するには熱のふるまいを知った上で適切な冷却構造を取ることが重要です。

 ここでは初心者向けの基礎から車載機器で採用されている熱対策とそのポイントについて詳しく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年09月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・車載機器やエレクトロニクス機器の熱対策に関わる方
・放熱材料やデバイスの開発に関わる方
・発熱対策に困っている方
・その他熱問題に興味のある方
予備知識 ・高校卒業程度の伝熱知識が望ましいが、初心者でも問題ありません
修得知識 ・伝熱の基本的な概念から、車載機器の熱対策の常套手段、具体的熱設計手法などを習得できます
プログラム

1.「CASE」と熱  ~エレクトロニクス化が進む車載機器の熱問題~

  (1).車載機器の使用環境と発熱部位

  (2).熱によって起こる不具合  熱応力、劣化、性能低下、熱暴走など

 

2.車載機器熱設計のための基礎知識

  (1).伝熱のメカニズム

  (2).熱伝導と接触熱抵抗低減

  (3).対流のメカニズムと計算  水冷と空冷の効率化

  (4).熱放射のメカニズムと活用  放射率増大策

  (5).熱抵抗による設計の進め方

 

3.インバータの構造と放熱ルート

  (1).インバータ放熱経路とボトルネック

  (2).低熱抵抗化対策

  (3).直冷式の構造と効果

  (4).両面冷却

 

4.ECUの放熱構造

  (1).主な熱源

  (2).冷却方式  自然空冷、強制空冷、水冷

  (3).接触熱抵抗低減策

 

5.車載機器で使用する放熱材料

  (1).TIMの種類と活用

  (2).放熱シート

  (3).ギャップフィラー

  (4).サーマルグリース

  (5).使用事例

 

6.バッテリーの構造と熱対策

  (1).バッテリーの熱特性(熱に敏感なLiB)

  (2).放熱経路とボトルネック

  (3).水冷方式の課題と対策

 

7.自動運転向けコンピュータの冷却

  (1).TESLA  M3に見る水冷

  (2).SoCなどの高発熱ロジックデバイスの冷却

  (3).無線通信モジュール、LiDARの冷却

 

8.EVモータとその熱低策

キーワード 熱設計 空冷 水冷 放熱 冷却 熱制御 電装品 車載機器 放熱設計
タグ モータ自動車・輸送機車載機器・部品電源・インバータ・コンバータ熱設計ECU
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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