ペロブスカイト太陽電池と光電変換素子の最新技術と産業化の展望 <オンラインセミナー>
~ ハロゲン化ペロブスカイト半導体とその光発電の特徴、光電変換素子の高効率化、プラスチックフィルム型軽量フレキシブル素子の開発と耐久性の改善、環境安定性の確保に向けた対策 ~
・太陽電池の高効率化につながるペロブスカイト結晶膜の作成方法から、軽量フレキシブル素子の開発、耐久性改善、環境安定性などの最新技術まで修得出来る特別講座
・ペロブスカイト太陽電池の研究でクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞した講師による特別セミナー!
・光電素子の高効率化技術を修得し、有機薄膜太陽電池の高効率化と耐久性向上に活かそう!
・発光素子(LED)、光センシング素子、X線検出素子などの多様な産業応用が期待されるペロブスカイト半導体の優れた光物性を修得しよう!
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講師の言葉
ペロブスカイト半導体材料を用いる太陽光エネルギー変換効率は、単結晶Si太陽電池と同等の25%以上、Siとのタンデムセルでは30%に達している。溶液(印刷)法を使った低コストな製膜は性能/コスト比の高い素子の実用化につながる。また軽量フレキシブルなプラスチックフィルム素子の製作にも適するため、太陽光発電用としてのみならず屋内IoT機器用の光発電素子への応用に優位であり屋内照明に対する効率は34%と極めて高い。半導体としてのペロブスカイトの優れた光物性は発光素子(LED)、光センシング素子、X線検出素子なども含めて産業の応用が広がりつつある。 本講演では、ペロブスカイト結晶の持つ半導体物性を解説し、高効率化の方法と実用化の課題である耐久性を高める技術を含め、ペロブスカイトを用いる光エレクトロニクス素子の開発を紹介する。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年02月03日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・パワーデバイス(光電変換素子)、エネルギーハーベストに関心のある、あるいは開発に携わる方、市場調査をされる方
・太陽電池、電子部品、LED、電源他、関連部門の方
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予備知識 |
・半導体のバンドギャップと発電原理の一般知識
・エネルギー変換効率についての一般知識
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修得知識 |
・ペロブスカイト太陽電池がなぜ高効率を達成できるのか?その原理的根拠を知る
・ペロブスカイト半導体がほかの半導体に比べて持つ優位点とその根拠
・鉛がペロブスカイト材料に必要なのか? ペロブスカイト以外の材料は可能なのか?
・ペロブスカイト太陽電池の実用化が向かう方向
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プログラム |
1.ハロゲン化ペロブスカイト半導体とその光発電の特徴
(1).有機無機ペロブスカイト結晶とその薄膜材料の光物性
(2).セル構造と発電の基本原理
2.溶液成膜によるペロブスカイト結晶層の作成方法
(1).溶液塗布による薄膜形成法
(2).結晶層を緻密・平坦化、欠陥を減らす製膜法
3.光電変換素子(太陽電池)の高効率化の方法
(1).高効率化につなげるための結晶膜の構造
(2).高い電圧の取り出しが可能な材料作製
(3).粒子の界面(grain boundary)がもたらす不効率化の抑制
4.プラスチックフィルム型軽量フレキシブル素子の開発
(1).TiO2電子輸送層の低温製膜法
(2).軽量プラスチック素子の作製
5.ペロブスカイト素子の耐久性の改善
(1).耐熱性向上のためのオール無機ペロブスカイト組成
(2).塗布型の正孔輸送材料の改良
6.環境安定性の確保に向けた対策
(1).鉛を用いないペロブスカイトの合成と高効率化
(2).鉛ペロブスカイトの環境インパクトに関して
7.産業における事業化ならびに特許出願の現状
8.今後の課題と市場規模の可能性
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キーワード |
太陽電池 光電変換素子 ペロブスカイト結晶 半導体 単結晶Si 有機薄膜 塗布 製膜 結晶膜 軽量フレキシブル 低コスト プラスチックフィルム素子 鉛レス IoT機器 発光素子 光センシング素子 X線検出素子
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タグ |
精密機器・情報機器、エネルギー、エネルギーマネジメントシステム、環境、センサ、触媒、樹脂・フィルム、塗装・塗布、薄膜、腐食・防食、光学、自然エネルギー、太陽電池、電子部品、発電、LED・有機EL・照明 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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