アナログ回路の基礎と回路実装への適用とそのポイント <オンラインセミナー>
~ アナログ回路基礎、電子回路に必要不可欠な半導体、線形回路・集積回路の実装のポイントと注意点、オペアンプ選択のポイント ~
・アナログ回路設計に必要な基礎から実務に必要なポイントまでを修得し、回路実装・設計に活かすための講座
・アナログ回路の基礎、動作原理を理解し、回路設計やトラブル防止のポイント、注意点を修得し、信頼性の高い設計技術に活かそう!
・実務経験豊富な講師から失敗事例を通じて、トラブル防止のポイント・注意点の要点を学び、トラブル回避策に活かせる特別セミナー!
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講師の言葉
アナログ技術者の不足が叫ばれながらも学問としてのアナログ回路の教育体制の充実は教える側の不足もあって未だ不十分のままです。多くの設計者はこのような背景に悩みながらも必要に応じて職場で実地教育を受けながら設計を進めているのが実態かと思います。
しかし日常業務の中ではどうしても結果が優先されるために現行製品の小変更の繰り返しとなり、技術者のバックボーンとなる基礎的な回路技術が抜け落ち気味になってしまいます。
本講座ではこれらを補い知識を整理、理解するために、回路の動作だけではなく設計トラブルの発生背景も含めて分かり易く説明し、回路動作のイメージ的理解を支援します。
ディジタル回路が論理回路だけでは性能を100%発揮できないように電子回路はアナログ技術がその基礎になっています。このようなアナログ回路を使いこなす上で最も大切なのは実務的な経験や数学的な理解とともに、その動作原理をイメージ的に理解することです。その一助として誰でも避けたい数学は回路を理解するだけのツール的な位置にとどめていますので誰でも先入観なく取り組めるかと思います。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2021年11月16日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・これからアナログ回路の設計を始めようとするアナログ初学者の方
・アナログ回路設計を担当されている方で設計の知識を整理し、理解を深めたい方
・アナログ回路設計の設計審査を担当される方
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予備知識 |
・アナログ回路設計の経験がなくても分かるように説明します
・アナログ、ディジタル回路の動作の違いが分かっている
・理工系学部を卒業の方であれば、上記以外に予備知識は必要ありません
※微積分については“微積分で何がどう変わるか”をイメージ的に理解できていれば十分です
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修得知識 |
・アナログ回路で使われる基礎的回路技術とその注意点
・ICの端子保護、オフセット電圧の影響などアナログICの基礎とトラブル防止のための注意点
・失敗事例を通じて学ぶトラブル防止のチェック点
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プログラム |
1.アナログ回路基礎
(1).アナログ回路はなぜむつかしい?
(2).交流回路は大きさと位相の2つのパラメータを持つ
(3).伝達関数とは回路利得の周波数特性
2.電子回路に欠かせない半導体
(1).ダイオードとトランジスタ、MOSFETの構造とその動作
(2).トランジスタ回路の3大接続法の特徴と使い方
・ベース接地、コレクタ接地、エミッタ接地
(3).新しい構造のFETの紹介
3.アナログ回路の基礎となる線形回路の実装のポイントと注意点
(1).増幅回路の動作原理
・負荷線、バイアス回路の考え方
(2).各種線形回路
・四則演算回路、微積分回路、フィルタ回路
(3).フィードバック制御の考え方と注意点
(4).局所負帰還による安定性の改善
4.集積回路の実装のポイントと注意点
(1).ICの構造とその動作
(2).アナログICで使われる要素回路
・差動回路、カレントミラー、能動負荷の特徴と使い方
(3).オペアンプ選択のポイント
・単一電源用オペアンプ
・スルーレート特性
・低利得アンプの設計指針
(4).インスツルメンツ・アンプの特徴と使い方
(5).IC回路設計の注意点
5.その他
・微積分の基礎知識と計算ツールとしてのラプラス変換
6.まとめと質疑応答
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キーワード |
アナログ回路 半導体回路 線形回路 四則演算回路 フィルタ回路 オペアンプ選択 IC回路設計 ラプラス変換 ノイズ対策 EMC 静電気 プリント基板 電子機器 電子部品 電装品 |
タグ |
ノイズ対策・EMC・静電気、プリント基板、医療機器、回路設計、車載機器・部品、電子部品、電磁波、非接触充電、LED・有機EL・照明 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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