複雑流体の基礎と流れの可視化・計測・解析手法および流体抵抗低減への応用 <オンラインセミナー>

~ 複雑流体(非ニュートン流体)の基礎、流れの計測方法と数値解析方法、流れの抵抗低減への応用 ~

・均一な流体と異なる流動現象が存在する「非ニュートン流体」のモデル化や評価方法から応用技術までを修得する講座!

・複雑流体の物性値の計測、内部構造変化を伴う流れの計測・解析手法や流動抵抗低減技術を修得し、複雑流体の可視化や、抵抗低減による省エネ化の応用に活かそう!

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講師の言葉

 我々の身の回りには空気や水だけでなく、リンスやシャンプーなどに含まれる界面活性剤、インクや塗料などに含まれる高分子、マヨネーズや牛乳などのコロイド溶液、その他にも血液や生体液、化粧水、液晶、ファインバブルと実に様々なタイプの流体が存在します。また、化学・石油プラント、食品工場などで扱う原材料は流体中に様々なものが混ざっており、水のような均一な流体とは性質が大きく異なります。

 これらは「複雑流体」(非ニュートン流体)と呼ばれ、日常生活や工業・産業において広く利用されています。このような様々な複雑流体の流れは内部構造変化を伴うため、空気や水(ニュートン流体)とは大きく異なり、未解明で重要な流動現象が数多く存在します。

 本講座では、まず複雑流体の流れの具体例を示し、複雑流体の基礎方程式やモデル化について説明します。そして、複雑流体のレオロジー(せん断粘度や伸長粘度)の計測手法、ならびにそれらの評価方法について解説します。次に、複雑流体の流れの計測方法(LDVやPIV)、ならびに数値解析手法について説明します。最後に、複雑流体を利用した流動抵抗低減技術(省エネ技術)について紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年10月13日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・撹拌、混合、樹脂成形、油圧機器、流体機器、配管設計、食品、薬品などに携わる方
・高分子、界面活性剤、液晶、インク、作動流体、ファインバブル、他
予備知識 ・高卒程度の化学・物理、数学の知識
修得知識 ・複雑流体の基本的な知識を習得できる
・複雑流体の流れの計測手法や数値解析の基本的な知識を習得できる
・複雑流体の応用を具体的に検討できるようになる
プログラム

1.複雑流体の基礎

  (1).複雑流体とは

  (2).複雑流体の基礎方程式とモデル化

 

2.複雑流体の物性値(レオロジー)の計測方法

  (1).せん断粘度

  (2).伸長粘度

  (3).その他の物性値

 

3.複雑流体の流れの計測方法

  (1).流れの可視化観察

  (2).LDVによる乱流統計量の計測

  (3).PIVによる乱流渦構造の計測

    a.境界層流れ

    b.円管内流れ

 

4.複雑流体の流れの解析方法

  (1).支配方程式

  (2).数値計算手法

  (3).数値計算結果の紹介

    a.チャネル流れ

    b.境界層流れ

 

5.複雑流体の流れの応用

  (1).圧力損失と流動抵抗

  (2).流れの抵抗低減効果(省エネ効果)の紹介

キーワード 流体力学 複雑流体 レオロジー せん断粘度 LDV 境界層流れ 円管内流れ 圧力損失 流動抵抗 粘弾性
タグ 化学工学高分子流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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