プラスチック製品の強度設計と強度トラブル防止のポイント <オンラインセミナー>
~ 強度トラブルの事例、樹脂製品設計に必要な材料力学と考慮すべきプラスチック材料の特性、実務における強度設計の進め方と事例 ~
・「材料力学の理論に沿った設計」、「樹脂材料の特性を考慮した設計」を行うことで、重大事故にもつながる強度トラブルを未然防止するための講座!
・材料力学の知識から、材料特性や講師の経験に基づく製品設計における実践ポイント、強度設計事例を修得し、プラスチック製品の強度設計・トラブル防止の実務に活かそう!
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講師の言葉
プラスチックは様々な形状や特性を効率的に付与することができるため、設計者にとって非常に魅力的な材料です。そのため、身の回りの多くの製品にプラスチックが利用されています。近年の高い環境要求に応えるために、金属材料をプラスチックに代替し、軽量化を図る動きも非常に活発です。一方、不適切な設計が原因で、プラスチック製品のトラブルが数多く発生しています。特に強度に関わるトラブルは、重大事故につながるリスクがあり、事前にしっかりとした検討を行うことが不可欠です。しかし、プラスチック製品の強度設計は思ったほど簡単ではありません。材料力学の知識に加えて、材料特性や成形・加工の影響に関する知識、製品設計上の実務的ノウハウなど、幅広い知識・ノウハウが要求されます。金属材料と同じような設計をしていてはトラブルを防ぐことは困難なのです。
本セミナーは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師が担当します。実務で活用できることを前提に、多くの事例を紹介しながら丁寧に解説していきます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2021年10月08日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・プラスチック製品設計、成形に関わる技術者の方
(機械部品、自動車部品、電子機器、建材、OA機器、遊具など)
・プラスチック製品の強度設計について基礎から学びたい方、強度トラブルを抱えている方 |
予備知識 |
・高校レベルの物理、化学、数学の知識 |
修得知識 |
・プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の基礎的知識
・プラスチック材料の特性
・実務における強度設計の進め方 |
プログラム |
1.プラスチック製品の強度トラブル事例を考える
(1).強度トラブルの主な原因
(2).実際のトラブル事例
a.衝撃強度不足
b.劣化
c.クリープ
d.ソルベントクラック 他
2.プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の基礎知識
(1).荷重/応力/ひずみ
(2).フックの法則とヤング率
a.フックの法則
b.主なプラスチックのヤング率
(3).引張荷重/圧縮荷重
(4).曲げ荷重
a.はりの種類
b.曲げモーメント
c.断面係数と発生応力
d.断面二次モーメントとたわみ
e.【強度設計事例】リブによる強度・剛性向上の検討
(5).応力集中
a.応力集中係数
b.【強度設計事例】スナップフィットの応力集中の評価
3.強度設計において考慮すべきプラスチックの特性
(1).プラスチックの特徴
a.プラスチックの構造
b.熱硬化性プラスチックと熱可塑性プラスチック
c.結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
(2).プラスチックの材料特性とその評価
a.応力-ひずみ曲線で分かる材料特性
b.引張特性
c.曲げ特性
d.金属材料との違い
e.材料特性の決定プロセス
f.ストレス-ストレングスモデル
(3).粘弾性特性
a.力学モデル
b.クリープ
c.応力緩和
(4).疲労
(5).劣化
a.様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
b.アレニウスの式を使った寿命の推定
c.RTI(相対温度指数)
(6).その他の強度設計上の注意点
a.成形条件による強度低下
b.再生材料を使用する際の注意点
c.ソルベントクラックとその対策
4.実務における強度設計の進め方と事例
(1).プラスチック製品の安全率をどう考えるか
(2).トラブルを未然に防ぐ図面、仕様書の書き方
(3).【強度設計事例】プラスチック製Lアングルの設計
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キーワード |
引張荷重 圧縮荷重 ヤング率 曲げモーメント 応力集中係数 応力-ひずみ曲線 粘弾性特性 クリープ 相対温度指数 ソルベントクラック |
タグ |
プラスチック、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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