1DCAEとMBDの効果的な活用法と構想設計への応用とその実践 ~演習付~ <オンラインセミナー>

~1DCAEとMBD、機能展開、機能の定式化、構想設計段階におけるロバスト最適化、構想設計プロセスの実践、モデル化と最適化の実践演習 ~

・講師の豊富な実務経験に基づく1DCAEとMBDの具体的な活用とそのノウハウを通して修得し、上流設計・構想検討に活かすための講座!

・構想設計プロセスの具体的事例を学び、要求された機能を満たし、且つ安定して動くモデル化の手法を修得し、構想設計段階で全体最適な設計に活かそう! 

・実体験に基づく1DCAE及び、MBDの具体的な活用、推進方法を修得!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 製品開発においてCAEやMBDなど、IT技術を駆使することは必要不可欠となっています。しかし、開発者自身がこれらの技術を活用することは困難であり、解析専任者に解析を依頼する事が多くなっています。あるいは操作習得が容易なCAEツールが多く市販されていますので、設計者自身がこれらを自ら活用するケースもあります。

 私自身、エンジン開発現場で、解析専任部署のリーダーとして、CAEやMBDを活用して開発コスト低減や期間短縮の取り組む中、現場の設計者や設計のトップマネージャーから、厳しい意見をぶつけられました。

 その中で一番衝撃的だったのが、「IT技術は設計者から創造性を奪う。活用をやめたらどうか」というものでした。

 一方で、創造的設計を行うセンスは一朝一夕で磨かれるのでもありません。そこで考え抜き設計のトップマネージャーに提案したのが、「使うことにより自然に設計センスが磨かれるCAE」です。当時、「1DCAE」と名付けました。その後、各所で様々な再定義がされ、言葉の一人歩きが始まりましたが、今回のセミナーでは、実体験に基づく、1DCAE及び、MBDの具体的な活用、推進方法を学びます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年09月17日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計業務に関わる方(自動車部品、農耕機械部品、電機、複写機など機械部品全て)
・解析業務に関わる方(CAE、MBD用モデリング、推進)
・開発部門のマネージャーの方(CAE、MBD活用戦略立案)
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・1DCAE(プロセスとツール)の具体的な進め方が理解できる
・MBDと1DCAEの関係について理解ができる
・MBDの自動車業界における最新の動向が理解できる
・QFD、品質工学と1DCAE、MBDとの関係と融合によるメリットを理解できる
プログラム

1.開発現場で直面した問題と取り組み

  (1).CAEを活用しても製品開発コストは削減できていない

    a.問題の原因

    b.製品開発プロセス改革からMBDへ

  (2).CAEを活用することにより、設計者のセンスが低下している

    a.問題の原因

    b.課題解決の取り組み

 

2.1DCAEとMBDの概念

  (1).1DCAEの概念

  (2).MBDの概念

  (3).1DCAEとMBDをベースとした構想設計プロセス

 

3.構想設計プロセスの具体的事例

  (1).構想設計プロセスの全体像

    a.各工程の定義と使用ツール

    b.プロセス試行の体制

  (2).顧客要求機能定義と目標設定

    a.SysML概要

    b.実例

  (3).製品機能定義と目標設定

    a.顧客要求機能目標から製品機能目標への変換

    b.製品機能目標から部品機能目標へ

  (4).機能展開

    a.機能展開の方法と見える化の手段いろいろ

    b.機能ブロック図と機能ツリー図(因果関係)

  (5).機能の定式化(モデリング)

    a.モデルの定義と分類

    b.モデリングの方法

  (6).モデルの妥当性確認

    a.V&V (VerificationとValidation) 概要

    b.実用的V&Vの方法

  (7).動くモデル化(シミュレーション)

    a.動くモデル化とは

    b.動くモデル化のための方法:因果的方法、非因果的方法

    c.市販シミュレーションの得失

  (8).ロバスト最適化

    a.ロバスト最適化とは

    b.品質工学概要

    c.構想設計段階におけるロバスト最適化

 

4.構想設計プロセスの実践(演習):調速機の構想設計

  (1).演習問題(調速機)の機能説明

  (2).機能ブロック図の作成

  (3).機能の定式化

  (4).演習結果に対する寸評

    a.機能ブロック図の書き方

    b.機能の定式化

 

5.演習問題「調速機」の動くモデル化と最適化

  (1).シミュレーションの活用

  (2).ロバスト最適化(品質工学)の活用

キーワード 構想設計 CAE 1DCAE MBD 機能展開 機能ブロック図 機能ツリー図 機能の定式化 動くモデル化 ロバスト最適化
タグ 設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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