水素・燃料電池の基礎と最新技術およびアプリケーション  <オンラインセミナー>

~ 燃料電池の原理と構造、用途別燃料電池の現状と最新動向、燃料電池の劣化機構、電極触媒の活性評価方法と非白金触媒の開発 ~

・高出力・長距離移動自動車用動力源やクリーンエネルギーとして期待されている燃料電池の最新技術を修得し、製品開発に応用するための講座

・電極材料の資源量の障害から新材料の開発が求められている固体高分子形燃料電池と電極触媒の開発技術を学び、高性能な電池開発に活かそう!

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講師の言葉

<第1部>

 温室効果ガスの排出に対する規制は、年を追うごとに世界中で強化されています。特に航空機、自動車、鉄道などの運輸部門における排出ガス規制により、一定程度の内燃機関が今後10年から20年程度で電気化学デバイスに置き換えられると見込まれています。有望視されているリチウムイオン電池/ポストリチウムイオン電池と固体高分子形燃料電池は、いずれも電極材料の資源量が本格普及への障害となり、活発に新材料の開発が進められています。本講義では各種電池の課題・開発状況から概説し、特に高出力・長距離移動自動車用動力源として期待される固体高分子形燃料電池の基礎・応用と、その本格普及へのカギとなる電極触媒の開発状況、合成・評価手法について説明します。

<第2部>

 現在、毎日のように、新聞紙上を水素や燃料電池の記事が掲載されている。日本だけでなく、世界に水素や燃料電池の大きなうねりが起きているように感じる。世界の中でも日本は水素・燃料電池関連技術の開発に早くから取り組んできた。

 本セミナーでは、水素・燃料電池の基本的事項をレビューした後、定置式燃料電池、FCモビリティーと水素ステーション、そして水素利用についての世界の最新動向と日本の現状及び課題を説明する。水素・燃料電池の現状を知りたい方々や将来の可能性を判断したい方々に対し、理解の一助となることを期待する。

 

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年07月28日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・水素・燃料電池に携わる方もしくは関心のある技術系・営業系・企画系の方
・これから燃料電池システム開発や電極触媒開発に携わる方
・改めて電極触媒を学びなおしたい方
・燃料電池に限らない電気化学デバイス開発の初学者の方
・既に開発済みの材料等を、新たに燃料電池用途へ応用することを検討している方
予備知識 ・高卒程度の化学・物理・数学に関する予備知識
修得知識 ・水素・燃料電池の基礎的な知識から、各用途毎の最新情報、及び国内外の動向
・固体高分子形燃料電池の基本・現状・課題の概要と電極触媒の評価手法
プログラム

第1部 基礎から学ぶ固体高分子形燃料電池と電極触媒合成・評価の実際

 1.車載用電池、燃料電池の概要

  (1).排出ガスに対する規制の状況

  (2).二次電池と燃料電池の基礎、特徴、応用と課題

  (3).燃料電池の劣化機構

 

2.固体高分子形燃料電池における電極触媒の活性評価方法

  (1).ハーフセルを用いた電極触媒活性の評価

    a.実験方法

    b.評価指標

    c.溶液抵抗、電気二重層容量を考慮した活性評価

  (2).単セルを用いた電極触媒活性の評価

    a.実験方法

    b.評価指標

    c.各種抵抗成分と電極構造を考慮した活性評価

  (3).ハーフセルと単セル

 

3.固体高分子形燃料電池における非白金触媒の開発

  (1).金属錯体と炭素を用いた触媒

    a.端緒と現状

    b.反応サイトに対する半世紀を超える論争と各種分析手法の限界

  (2).酸化物系触媒

    a.特徴

    b.酸化物系触媒における触媒活性評価の難しさ

    c.白金と炭素担体を用いない酸化物系触媒

 

 

第2部 水素・燃料電池の基礎と最新技術およびアプリケーション

 1.水素・燃料電池の基礎

  (1).水素・燃料電池の必要性の背景

  (2).燃料電池の基礎

    a.燃料電池の原理と構造

    b.燃料電池の種類と特徴

    c.エネファームの仕組み

    d.FCVの特徴と仕組み

  (3).水素の基礎

    a.水素の特徴

    b.水素の製造方法

    c.水素の用途

    d.水素ステーションの仕組み

 

2.水素・燃料電池の最新動向

  (1).国内の用途別燃料電池の現状と動向

    a.エネファームの現状

    b.その他定置式燃料電池の現状

    c.FCVの現状

    d.燃料電池バス、燃料電池トラック

    e.FCフォークリフト

    f.鉄道分野、船舶分野等

  (2).国内の水素の現状と動向

    a.水素ステーション

    b.水素発電

    c.水素の製造

    d.水素の用途の全容

  (3).世界と日本の燃料電池・水素の最新動向

    a.日本の動向の全容

    b.ドイツの最新動向

    c.EUの最新動向

    d.米国の最新動向

    e.中国の最新動向

    f.韓国の最新動向

  (4).水素・燃料電池の課題と展望

 

 

キーワード 燃料電池 水素ステーション 水素発電 燃料電池バス 燃料電池トラック 固体高分子形燃料電池 電極触媒 ハーフセル 非白金触媒
タグ エネルギーマネジメントシステム水素電子部品電池発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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