GPS・QZSS(みちびき)の基礎と測位精度向上技術および今後の動向<オンラインセミナー>

~ 衛星航法システムの基礎と周辺技術、測位誤差の要因と精度向上技術、ディファレンシャル補正 ~

・ブラックボックスとして使用されているGPSの原理を修得し、システム開発へ応用するための講座
・GPSの測位精度を向上させるための技術を修得し、付加価値の高い製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 GPSに代表される衛星航法システムについて、基本的な仕組みから利用方法、誤差の要因とその対策、測位精度の向上技術についてお話しします。現在位置を測定するにはGPSは便利な装置ですが、ブラックボックスとして使っている場合が多いと思います。本講義により必要な知識を身につけて、GPSには何ができて何ができないのか、ユーザ環境による性能の違いはどうか、今後どうなっていくのか、ご自身の応用分野にあわせて検討・判断できるようにしてください。GPSと類似のシステムを各国も整備しているところであり、日本が運用を始めた準天頂衛星システム(みちびき)についても概要を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年06月18日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・GPS(みちびき)応用機器の企画・システム開発の方
・測位、車載機器、モバイル機器、画像、システム、その他関連企業の方
予備知識 ・工学系の大卒程度の基礎的知識
修得知識 ・GPS(みちびき)の概要と機能について理解できる
・性能阻害要因とその対策技術を修得できる
・衛星航法の今後について理解できる
プログラム

1.衛星航法の基礎
  (1).衛星航法システム
    a.GPSの概要
    b.GPS以外の衛星航法システム
    c.衛星航法システムでできること
  (2).人工衛星による位置の測定
    a.無線による距離測定
    b.位置の計算
    c.測位精度
  (3).周辺技術
    a.測地系・標高の取扱い、測量
    b.標準的なデータ形式

2.測位精度の向上
  (1).測位誤差の要因
    a.衛星軌道情報・クロック情報
    b.大気圏伝搬遅延・マルチパス・その他
  (2).受信機技術
  (3).複数周波数の利用
  (4).複数システムの利用

3.ディファレンシャル補正
  (1).ディファレンシャル補正の仕組み
    a.広域ディファレンシャル補正
    b.複数周波数・複数システムの利用
  (2).搬送波位相の利用
    a.RTK-GPS
    b.ネットワークRTKとPPP

4.衛星航法の将来展望
  (1).各国の衛星航法システム
    a.ロシアGLONASS・欧州Galileo・中国BDS
    b.補強システム
  (2).準天頂衛星システム(QZSS=みちびき)の概要
    a.システム構成
    b.準天頂衛星システムのサービス
    c.現状と今後の見通し

キーワード GPS みちびき 測位 測定 誤差 位置情報 衛星 大気圏 受信機 周波数 システム ネットワーク 
タグ 精密機器・情報機器通信GPS電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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