~ 国際化に対応した図面、寸法公差と幾何公差の要点、最大実体公差方式とそのポイント ~
・機械製図の最高峰である最大実体公差方式を適用した機械図面作成の実務に活かすための講座!
・国際ルールに基づいた適切な図面作成法をマスターし、手戻り防止、トラブルの未然防止や加工コストの削減に活かそう!
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
本講座はWebex meetingを利用いたします。
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本講座はWebex meetingを利用いたします。
ここ2、3年、図面のあいまいな解釈をなくすため、主要な機械製図関連のJIS(GPS)が相次いで改定されています。その理由は、従来の機械製図方法で加工すると一定の確率で不良品が発生し、組立てが不可能になるからです。
それを承知で、我々日本人はものづくりを行っています。このままでは世界の趨勢に遅れるという危機感から、従来の機械製図で用いられていた寸法公差は、「サイズ公差」と「幾何公差」に明確に分離されました。これにより図面寸法の持つあいまいさが完全に解消され、国際的に通用する図面に生まれ変わります。
そこで、本講座では、①幾何公差方式の本質を理解し、②“世界に通用する図面”を製図する、ことを学びます。そして、究極のコスト削減ツールである③最大実体公差方式(MMR)を学習して、加工コストと組立コストを大幅に削減する製図方法を実習します。
開催日時 |
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開催場所 | オンラインセミナー |
カテゴリー | オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・どこに出しても胸を張れる機械図面を描きたいという若手設計者 ・工作機械の加工精度を能力以上に発揮させたいとお考えの加工技術者 ・簡便な測定器具で幾何公差を検証し、コストダウンを図りたいとお考えの測定技術者 ・これまでに機械図面を描いてきて、いくつもの疑問点を抱えておられる若手技術者の方 ・自社に本格的に幾何公差方式を導入して省力化を図りたいとお考えの経営者 |
予備知識 | ・ひと通りのJISを学んだ上で機械図面を描いたり、それに基づいて加工したり、測定した経験がある方 |
修得知識 |
・最新のJIS機械製図を熟知した、世界標準の図面が描ける ・機械製図の最高峰である最大実体公差方式を適用した機械図面作成の実務に活かせる ・幾何公差や最大実体公差が図面に表記されていても適切な寸法で加工でき、または測定に必要な治具が製作できる |
プログラム |
1.ついに「JIS B 0001:2019機械製図」に導入された幾何公差表示方式 (1).日本の図面に欠けているもの a.ガラパゴス化するものづくり b.あいまいな解釈のまま加工 c.100%組立可能性が保証されない (2).世界の図面表記(ISO)の進化を学ぶ a.図形の新しい表記方法 b.寸法の新しい記入方法 (3).世界標準は3D-CADの表記方法に進化 a.ISO/TC10とISO/TC213の動向 b.3D-CADと2D-CADの互換性
2.寸法公差と幾何公差は「独立」していると考えるのが原点 (1).図面通りに加工したのに組立たない a.従来の寸法公差方式では位置情報があいまいのまま b.寸法公差方式をサイズ公差と幾何公差に分離するとあいまいさが排除される c.考え方の基本は「独立の原則」 (2).表面性状の表記 a.加工方法と表面性状との関係 b.算術平均粗さと最大高さ粗さの相互関係 c.3次元表面性状による表記方法 (3).幾何公差の種類と検証方法 a.形状公差 b.姿勢公差 c.位置公差 d.振れ公差 (4).普通公差 a.普通寸法公差と普通幾何公差 b.普通公差の表記方法
3.最大実体公差方式の活用で大幅なコスト削減が実現する (1).サイズ公差と幾何公差を依存関係にする a.最大実体公差方式のメリット b.動的公差線図を作成 c.100%組立可能性が実現 d.機能ゲージによる測定コスト削減 e.機能ゲージの設計方法 f.ゼロ位置度公差方式の活用 (2).包絡の条件 a.ASMEルール#1との相違点 b.適用方法 (3).最小実体公差方式、突出公差域など
4.最大実体公差方式による公差解析 ~演習問題~
5.まとめ |
キーワード | 機械製図 形状 寸法 寸法公差 幾何特性仕様 最大実体公差方式 包絡の条件 |
タグ | 規格・標準、機械、機械要素、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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