~ ロータ振動の基礎、ロータバランシング、 開特性によるロータ安定性の評価、振動トラブル対策と事例 ~
・回転機械の基礎から学び、振動トラブル解決への具体的アプローチを構築し、実務に活かすための講座
・回転機械の振動メカニズムを理解し、共振振動問題、自励振動対策のトラブル未然防止や製品の信頼性向上設計に活かそう!
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
本講座はWebex meetingを利用いたします。
~ ロータ振動の基礎、ロータバランシング、 開特性によるロータ安定性の評価、振動トラブル対策と事例 ~
・回転機械の振動メカニズムを理解し、共振振動問題、自励振動対策のトラブル未然防止や製品の信頼性向上設計に活かそう!
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本講座はWebex meetingを利用いたします。
回転機械は基本的に高い回転エネルギー密度で運転されるため、わずかな不釣合いでも高速回転では大きな加振力となり、共振振動が問題になります。また、このエネルギーが振動励起に変換されるメカニズムに陥る場合が多々あり、危険な不安定振動(自励振動)問題になる場合もあります。
回転機械の運転や保守を行う場合、あるいは設計・開発を行う場合に、その機械がどのような振動を起こしやすいのか、またそれを防止するためにどのような対策が有効なのか、十分な知識を持っていることが大切です。
特に、実務として回転機械特有のジャイロやバランス修正(釣合わせ)技術とオイルホイップに代表される自励振動についての知見は必須である。また、モータ駆動に代表されるねじり振動問題も今日的な課題である。
本講義では、「開特性(一巡伝達関数)」の概念を新たに導入し、ボード線図やポーラ線図から図式的に振動安定性やその余裕度を評価する方法を紹介する。エクセルやMathematica(数式処理ソフト)を用いたシミュレーション計算を提示しなら視覚的に振動問題を解決に導く。必要な関連技術を多くの事例で納得・体得できるようにします。
本講座の特長は下記である。
・ロータダイナミクスの理論基礎を学び、実務に活かせる知識のレベルアップを図る。
・振動系としての良否の質を視覚的に理解するための「開特性」による斬新な振動評価方法を習得していただく。
・実務で最も重要な共振振動問題と自励振動対策について、事例を学び、トラブル対策の素養を養う。
本セミナーは受付を終了いたしました
開催日時 |
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開催場所 | オンラインセミナー |
カテゴリー | オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・回転機械に発生する振動や対策に興味のある研究者や機器の開発者 ・特に今回は「開特性を用い視覚的に振動を解決する」新方法を紹介する。進取の気性に好奇心ある方歓迎 ・これから回転機を担当する方にも今後に活かせる内容です。経験年数は問いません ・機械振動分野を担当する方、機械の運転管理、メンテナンスを担当する方、設計開発部門の方々 |
予備知識 |
・常に簡単な系で基礎からわかりやすく解説しますので、特別な知識は必要としません ・複素数が出ますが、数学を怖がらないこと ※演習を行いますので、分度器と定規をご持参下さい |
修得知識 |
本講座の獲得目標は下記である ・ロータダイナミクスの基礎理論に基づく簡潔な問題解析能力 ・エクセルによる「開特性」計算によって、複雑な実機の振動問題を解釈する能力向上 ・回転機械の実機振動についての基礎知識・振動トラブル解決へ具体的アプローチを自ら構築できるようになる ・回転機械の損傷トラブル原因の半分以上を占める振動の対策技術を学び、製品の信頼性を向上させる |
プログラム |
1.ロータ振動の基礎 (1).固有振動数、危険速度、減衰比、Q値などの意味と測定 (2).ロータ特有のジャイロ効果とは (3).静止座標系と回転座標系の違い (4).回転する構造物(翼、羽根車、モータロータ)の共振 (5).ロータ設計のべからず集紹介(内部減衰禁止、ロータ非対称性禁止)
2.ロータバランシング (1).不釣合い振動における振幅と位相の応答曲線 (2).不釣り合い振動の計測(ベクトルモニタ)原理 (3).許容不釣合いの基準(ISO規格) (4).不釣合いとバランス修正(釣合わせ)の方法 a.影響係数法によるバランス b.回転パルス(位相)が無い時のバランス(3点法) c.(N+2)面の理想的バランスの事例紹介:エアコン圧縮機のバランス
3.開特性によるロータ安定性の評価 (1).ブロック線図の描き方 (2).開特性とは?ゲイン交差周波数、位相余裕、安定度とは? (3).ボード線図とベクトル軌跡の計算法と見方 (4).振動評価適用事例_すべり軸受のオイルホイップ余裕 (5).振動評価適用事例_モータのねじり振動およびACR、ASR、ATR
4.振動トラブル対策事例紹介 (1).アウターモータの共振と回避 (2).万能薬としての動吸振器の適用事例 a.CVTベルト試験装置のねじり共振防止 b.フラッタ系の自励振動防止
5.まとめと質疑応答 |
キーワード | 回転機械 ロータダイナミクス 固有振動数 減衰比値 釣合い振動 合わせ ランシング 強制振動 自励振動 ホワール不安定振動 ISO振動基準 振動診断 振動対策 ロータバランシング ねじり振動 ACR ASR ATR 振動励起 |
タグ | バルプ・ポンプ、モータ、機械、機械要素、工作機、軸受け、自動車・輸送機、車載機器・部品、振動・騒音 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日