トライボロジー(金属・プラスチック)の基礎と固体潤滑による摩耗低減技術 <オンラインセミナー>

~ トライボロジーの基礎、プラスチックのトライボロジーと耐摩耗性向上とその事例、トライボロジーにおける各種観察分析手法と摩擦摩耗低減への活かし方 ~

・オイルレス化やプラスチック材料の耐摩耗性向上に活かせる固体潤滑技術も含めて修得する講座!

・トライボロジーの基礎から固体潤滑技術、表面観察手法までを学び、低摩擦特性を示す樹脂しゅう動部の活用や摩擦摩耗低減に活かそう!

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講師の言葉

 摩擦摩耗を減らすために、油を用いた潤滑手法が古くから使われてきましたが、環境負荷低減の観点からオイルレス化の要求が高まっています。このような背景において、「固体潤滑」という手法は有効な選択肢となり、特にプラスチック材料はそれ自体が低摩擦特性を示すことから、大変有力なトライボマテリアルとなっています。

 一方、プラスチック材料はそのままでは摩耗量が多く、摩耗量を低減するために固体潤滑剤などをはじめとする色々なフィラーを添加することで、耐摩耗性を向上させる事がなされています。

 本講座では、摩擦摩耗を扱うトライボロジーの基礎を学び、その上で、しゅう動部に用いられるプラスチック材料の基礎知識、耐摩耗性向上のためのフィラーの種類や摩耗低減機構の考え方を学びます。また、いくつかの樹脂材料を取り上げ、研究事例なども紹介したいと思います。

 トライボロジーを勉強したことはないが、仕事でトライボロジーに携わる必要が出てきた方など、基礎から手短に学びたい方にも有益な講義にしたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年12月22日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・これからトライボロジーに関わる方
・プラスチック材料の摩擦や摩耗の問題に関わる方
・オイルレスの問題に取り組む必要のある方 など
予備知識 ・特に必要ありません。できるだけ基礎から解説するようにいたします
修得知識 ・トライボロジーの基礎的な考え方
・トライボマテリアルとしてのプラスチック材料の基礎と摩擦摩耗低減
・固体潤滑剤の基礎・特徴とその使い方
・現象解明のための分析手法
プログラム

1.トライボロジーの基礎

  (1).トライボロジーの概要

  (2).固体表面の把握

  (3).摩擦抵抗が生じる原理(固体同士の接触と凝着)

  (4).摩耗の概要

  (5).様々な潤滑状態

  (6).摩擦・摩耗の評価と悩ましい問題

 

2.高分子材料(プラスチック)のトライボロジーと耐摩耗性向上への応用

  (1).様々な固体潤滑

  (2).高分子材料の基礎

  (3).トライボマテリアルとしての高分子材料

  (4).フィラーによる耐摩耗性向上(フィラーの種類とその機構)

  (5).事例1:PTFEの耐摩耗性向上

  (6).事例2:熱硬化性樹脂の耐摩耗性向上

 

3.トライボロジーにおける各種分析観察手法と摩擦摩耗低減への活かし方

  (1).表面分析の概要と表面分析に必須の真空知識

  (2).代表的な観察分析手法と解析事例

  (3).分析結果の摩擦摩耗低減への活かし方

キーワード トライボロジー 摩擦抵抗 接触と凝着 トライボマテリアル フィラー 表面分析
タグ プラスチックトライボロジーねじ表面改質機械要素
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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