スラリーの基礎と分散安定化・制御技術および応用・乳化作用 <オンラインセミナー>

~ スラリーの基礎、スラリーの分散安定化・制御技術の事例、スラリーの乳化作用 ~

・スラリーの基礎、調製・評価方法、分散安定化、制御への応用技術を修得するための実践講座!

・スラリーの基礎から分散安定化・制御技術および応用技術、トラブルのポイントまでを学び、製品開発に活かそう!

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講師の言葉

 スラリーとは固体粒子が液中に分散した状態あるいはそのものを指す(スラリーは分散コロイドのサスペンションと同じであるが、工業的に広く用いられている用語である)。

 この講義では、スラリーの基礎、調製・評価方法、および応用・実践について幾つかの事例を挙げながら平易に解説する。特に、水あるいは非水分散媒中におけるスラリーの分散安定化・制御技術および応用について、スラリーの分散状態、レオロジー特性、散乱実験とレオロジー挙動のその場観察に加え、スラリーによる乳化作用に着目して、スラリーの特異的性質を明らかにする

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セミナー詳細

開催日時
  • 2020年11月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策
受講対象者 ・スラリーを利用したものづくりに関わる分野の技術者・研究者の方
・これからスラリーに関わる仕事を始めようと考えておられる方
・スラリーで問題を抱えておられる方
・電池、電子材料、化学品、製薬、食品、化粧品、排水処理 ほか関連企業の技術・研究者の方
予備知識 ・一般化学の基礎知識が有れば良い
修得知識 ・スラリーの基礎
・スラリーの調製・評価方法
・水あるいは非水分散媒中のスラリーの分散安定化・制御技術
・高分子分散剤の添加によるスラリーの分散安定化の制御
・スラリーの乳化作用並びにスラリー調製時におけるトラブル克服の知識
プログラム

1.スラリーの基礎
  (1).スラリーは分散コロイドのサスペンション
  (2).固体粒子の調製方法
    ・乾式法(気相法)
    ・湿式法(沈殿法)
    ・ゾルゲル法
  (3).スラリーの調製方法
  (4).スラリーの評価方法
    a.固体粒子の分散・凝集の基礎理論  
    b.ぬれ  
    c.相図の作成  
    d.散乱法による固体粒子の凝集構造解析とサイズ評価 
    e.レオロジー
      ・スラリーの粘度式 
    f.分散剤の吸着量測定 
  (5).スラリーの分散安定化・制御技術
    a.物理的な表面修飾 
      ・高分子分散剤の吸着
      ・高分子分吸着における代表的な測定量とその粘度手段
      ・高分子吸着の特徴
    b.化学的な表面修飾 
      ・シラノール基への低分子あるいは高分子の吸着

2.スラリーの分散安定化・制御技術の事例
  (1).シリカスラリー
    a.水に分散したスラリー 
      ・ヒュームドシリカ (粒子の凝集構造の影響) 
      ・コロイダルシリカ 
      (中性塩あるいは低分子界面活性剤の添加効果、CMP作用)
    b.非水分散媒中のスラリー 
      ・表面修飾していないシリカ 
      (異なる粒子サイズの乾式シリカ、湿式シリカの影響)
      ・シリコーンオイルで表面修飾したシリカ (乾式シリカ、湿式シリカ)
      ・低分子で表面修飾したシリカ (分散媒の影響)
    c.水溶性高分子分散剤の添加 
      ・表面修飾していないシリカ (粒子サイズの影響)
      ・低分子で表面修飾したシリカ (低分子の嵩高さの影響)
  (2).カーボンブラックスラリー
    a.水溶性高分子分散剤の添加 (添加量の影響)
    b.定常流粘度とせん断速度の関係

3.スラリーの乳化作用
  (1).スラリーで調製されるエマルション(Pickering エマルション)
    a.乳化作用する固体粒子の立体配置
    b.乳化とは
  (2).凝集構造の異なるコロイダルシリカスラリーによる乳化作用
    a.コロイダルシリカ粒子の粒径のNaCl濃度依存性
  (3).高分子の吸着したシリカスラリーによる乳化作用 (シリカ表面修飾の影響)

キーワード スラリー サスペンション 固体粒子 分散・凝集 相図 散乱法 レオロジー 分散安定化 シリカスラリー ヒュームドシリカ コロイダルシリカ 水溶性高分子分散剤 カーボンブラックスラリー 乳化 エマルション ゲル 粉体 微粒子
タグ ゲル・スラリー化学工学化粧品高分子粉体・微粒子電池
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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