ミックスド・シグナル・システム(アナログ・ディジタル混在回路)設計の基礎とAD/DAコンバータ回路の最適設計技術 <オンラインセミナー>

~ アナログ・ディジタル混在回路設計、 ADコンバータ技術、差動回路技術を活用法、DAコンバータの最適設計技術 ~

・ディジタル・アナログ変換技術の最適化技術と注意点を学び、ノイズ発生対策のノウハウに応用するための講座!

・「ミックスド・シグナル・システム」によるアナログ・ディジタル混在回路のノウハウを修得し、最適なシステム構築に活かすための特別セミナー!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 現代の電子回路システムの構成は、自然界の物理量を検出し、アナログ・フロンドエンド回路で増幅し、AD変換でディジタル量にして、ディジタル領域で計算により信号処理を行うことが一般的です(ディジタルからアナログに変換する逆方向もある)。これを「ミックスド・シグナル・システム」(アナログ・ディジタル混在回路)と呼びます。しかしこのようなシステムを構成するとき、とくにアナログとディジタルの間を架け橋する「コンバータ」に関する知識不足で、目的の性能が得られず、途方にくれることもあるのではないでしょうか。

 本セミナーにより、ミックスド・シグナル・システムの設計、とくにコンバータの活用において重要な注意点を理解することができます。本セミナーでは低周波から高周波までのコンバータ活用方法や周辺技術についてご説明します。これにより最適なシステム構築ができるようになります。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年10月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・ミックスド・シグナル・システムに携わる技術者の方
・ディジタル電子回路設計の方
・アナログ電子回路設計の方
・プリント基板設計者の方
予備知識 ・基本的なパソコン使用方法
・電気回路・電子回路の基礎知識
修得知識 ・ミックスド・シグナル・システムの基本知識
・各種ADコンバータの知識と最適な方式の選び方
・ADコンバータの分解能とフロンドエンド回路のノイズ特性の考え方
・ADコンバータの量子化により生じる問題点と対策
・高速コンバータに活用できる差動回路・差動信号技術の知識
・コモンモード電圧によるノイズの発生と対策ノウハウ
・高速コンバータでのクロックジッタの影響度
・各種DAコンバータの知識と最適な方式の選び方
・DAコンバータの最適設計方法
・DAコンバータのノイズ特性の考え方
プログラム

1.ミックスド・シグナル・システム(アナログ・ディジタル混在回路)設計の基本
  (1). イントロダクション
    a.ミックスド・シグナル・システムとは
    b.アナログ・ドメインとディジタル・ドメインをつなぐ「コンバータ」
  (2).考えるべきトラブルの要素と知っておくべき知識
    a.トラブルのシナリオ
    b.トラブルの原因(抵抗性、容量性、誘導性の影響)
    c.高速信号の伝わるようすを理解しておく
    d.コンバータシステムのグラウンド設計

2.ADコンバータの選び方
  (1).逐次変換型ADコンバータ
    a.各種方式との比較
    b.逐次変換型ADコンバータの原理
    c.逐次変換型ADコンバータの入力回路と注意点(キックバックの考え方)
    d.逐次変換型ADコンバータを適切にドライブする
  (2).シグマデルタ型ADコンバータ
    a.シグマデルタ型ADコンバータの原理
    b.シグマデルタ型ADコンバータの分解能とノイズ、周波数のトレードオフ

3.ADコンバータの有効ビット分解能(ENOB)とフロンドエンド回路のノイズ特性の見極め方
  (1).逐次変換型ADコンバータの量子化ノイズ
    a.量子化ノイズの考え方と有効ビット分解能
    b.フロンドエンド回路のノイズ特性との関係を知る
    c.折り返しの影響
  (2).シグマデルタ型ADコンバータの量子化ノイズ
    a.ノイズシェーピングの考え方と有効分解能
    b.フロンドエンド回路のノイズ特性との関係を知る
    c.折り返しの影響

4.高速ミックスド・シグナル・システムに差動回路技術を活用する
  (1).差動回路・差動信号のモデル
    a.差動信号とコモンモード電圧
    b.差動回路による性能改善
  (2).コモンモード電圧の影響度
    a.コモンモード電圧の発生原因とモデル化
    b.コモンモードノイズが低減されるようすと低減の限界
  (3).差動ADCドライバの考え方
    a.差動ADCドライバの機能と等価回路
    b.シングルエンド信号を差動ADCドライバで差動信号に変換する
  (4).差動ディジタル信号伝送の活用
    a.LVDSによる信号伝送
    b.近年のコンバータ・データ伝送のトレンド「JESD204B」
    
5.高速コンバータとクロックジッタ
  (1).クロックジッタとは
    a.クロックジッタの発生原因
    b.クロックジッタのコンバータシステムへの影響度

6.DAコンバータの最適設計
  (1).DAコンバータの各種アーキテクチャ
    a.DAコンバータの基本構成
    b.DAコンバータの各種アーキテクチャ紹介
  (2).DAコンバータ実装のアナログ設計の考え方
    a.電圧出力型DAコンバータでの設計注意点
    b.電流出力型DAコンバータでの設計注意点
    c.電流出力型DAコンバータの出力回路構成方法
    d.高速電流出力型DAコンバータの注意点と出力回路構成方法
  (3).DAコンバータのノイズ特性の考え方
    a.電圧出力型DAコンバータでのノイズ特性の考え方
    b.電流出力型DAコンバータでのノイズ特性の考え方

キーワード プリント基板 インダクタンス ミックスド・シグナル 導体抵抗値 グラウンド・プレーン  電位勾配 基板容量 迷結合 クロストーク 電磁誘導 インピーダンス 信号伝送 マイクロストリップ・ライン SPICE 周波数特性  パワー・インテグリティ コンデンサ ダンピング グラウンド・プレーン ビア 差動信号伝送  CMRR Gerberファイル スルーホール 多層基板形成 レジスト形成 シルク形成 基板外形加工プリント基板 インダクタンス ミックスド・シグナル 導体抵抗値 グラウンド・プレーン  電位勾配 基板容量 迷結合 クロストーク 電磁誘導 インピーダンス 信号伝送 マイクロストリップ・ライン  SPICE 周波数特性 パワー・インテグリティ コンデンサ ダンピング グラウンド・プレーン ビア 差動信号伝送 CMRR Gerberファイル スルーホール 多層基板形成 レジスト形成 シルク形成 基板外形加工
タグ 回路設計基板・LSI設計電源・インバータ・コンバータ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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