表面硬化熱処理技術の基礎と欠陥・トラブル対策 <オンラインセミナー>

~ 鉄鋼材料および熱処理の基礎、表面硬化熱処理の種類と実際と応用、表面硬化熱処理の欠陥・トラブルとその対策、今後期待される表面硬化熱処理技術 ~

・熱処理部材の機能性向上や精度への要求に対応するための講座!

・熱処理の基礎から学び、欠陥、品質トラブルとその対応方法を修得し実務に活かすための特別セミナー!

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講師の言葉

 自動車などのエンジンやトランスミッションなどパワートレイン系部材は構造用鋼を用い表面硬化熱処理が行われて必要な機能が確保され広く使われている。しかし、近年の高性能エンジン搭載車、HV・PHVやEVの進化は目覚ましく、熱処理部材の機能や精度への要求は高まる一方である。そのため、熱処理開発への期待はもちろん、生産現場における欠陥や品質トラブルへの適切かつ迅速な対応は極めて重要である。

 本セミナーでは、使われる鋼の製造法から解説し、選択の考え方、そして熱処理種類と得られる特性を十分理解した上で、熱処理後に顕在化する欠陥や品質トラブルとその対応方法について学ぶ。とくに、熱処理ひずみは、熱処理の永遠の課題であり最も悩ましい。ひずみがどのように発生要因を見定め、適切に対応するための考え方とその実際方法について多くのデータに基づいて解説する。また、以上のような視点に立ち、今後どのような熱処理が期待されているか、いくつか紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年10月07日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・鋼材の熱処理経験が3年~10年程度ある、研究開発部門あるいは工場の製造部や技術部に所属する若手から中堅の技術者の方
・鋼材・熱処理およびその関連事業のマーケティング部門の中堅事務系の方も歓迎
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・品質トラブルの少ない安定した熱処理条件を決定する方法
・鋼材の重要性と熱処理技術の果たす役割の再発見につながる
プログラム

1.鉄鋼材料および熱処理の基礎

  (1).鋼の製造工程

    a.製銑、製鋼および連続鋳造

    b.凝固と不純物

  (2).鋼の熱処理原理

    a.平衡状態図と標準組織

    b.恒温および冷却によって得られる組織の違い

2.表面硬化熱処理の種類と実際

  (1).表面硬化熱処理と機械性質

    a.浸炭歯車の機械的性質

    b.熱処理用(構造用)鋼の選択の考え方

  (2).浸炭焼入れ

    a.浸炭理論

    b.浸炭焼入れの実際と応用

  (3).窒化および軟窒化

    a.窒化理論

    b.窒化の実際と応用

3.表面硬化熱処理の欠陥・トラブルとその対策

  (1).ミクロ組織と硬さ異常

  (2).ひずみとその発生要因

  (3).ひずみ対策の考え方と実際

    a.油槽の油流れ改善

    b.熱処理プロセスシミュレーションとその利用

    c.各種冷媒と工法による最適化

4.今後期待される表面硬化熱処理技術

  (1).窒化(浸窒)焼入れ

  (2).複合表面改質

キーワード 熱処理 連続鋳造 平衡状態図 浸炭歯車 浸炭焼入れ 窒化 軟窒化 ひずみ対策 油流れ 冷媒 窒化(浸窒)焼入れ 複合表面改質
タグ 金属熱処理表面改質
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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