人と共生するロボットの実用化技術とAI技術の活用法 <オンラインセミナー> 

~ 人工知能とロボットの学習、AI活用のための基礎知識、介護・見守り・医療・リハビリ・福祉教育・障害支援へのロボットの実装法と製品化事例 ~

普及導入が急がれる人間共生型ロボットのAI技術の活用法と実装方法を修得し、開発と実用化に活かすための講座

実際に人間共生型ロボットを製品化した講師からロボットを現場に導入するための課題解決と実用化技術が修得できる特別セミナー!

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講師の言葉

 近年の急速な少子高齢化に伴い、様々な分野において人材不足が大きな課題になりつつあります。このような背景において、私たちの生活を支えより豊かにしてくれるような人間共生型のロボットの普及導入が望まれています。本セミナーでは、人間と共生するロボットを現場に導入し課題を解決するうえで重要となるロボットの設計思想や実装方法について易しく解説します。また、近年、AI技術が著しい発展を遂げており、AI技術とロボット技術は融合しつつあります。

 本セミナーでは霊長類の神経生理とロボットの身体性に着目したロボット向けのAIの活用方法についても紹介していきます。これらの技術の一部は既に産学官共同研究において福祉向けロボットとして企業に技術移転し、製品化されています。製品化に至るまでの介護施設、病院、特別支援学校等での実証試験、ロボット技術の事業化にあたっての製品検査、講演者が関わっている厚生労働省の介護ロボットの普及促進事業の現状についても触れていきます。なお、セミナー全般において、本テーマを専門としない聴講者にも分かりやすいように動画を多く用いて説明します。紹介するロボット群は、昨年3月の日本医学会総会の招待展示や今年5月精密機械工学会の招待セミナーでも紹介された技術です。

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セミナー詳細

開催日時
  • 2020年09月18日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・次世代ロボット技術・システム技術・AI技術・機械技術に関わる研究開発者や事業者の方
・人間工学、認知心理、医学、理学療法、作業療法に関わる技術者や現場職員の方
・介護・医療・福祉・教育の現場改善を考える施設管理者や施設職員の方

予備知識 ・特に予備知識は必要ありません
修得知識 ・人間機械共生の基本原理と適用効果
・介護・医療・福祉・教育へのロボット利用
・生活支援向けロボットの動向や事業化
  (介護医療コンシェルジュロボットを2019年に製品化)
プログラム

1.人間機械共生の概論 ~神経生理に基づくロボット設計~

(1).コンピュータとロボット

(2).認知運動と機械学習

a.代表的な研究例

b.学習による認知と行動の獲得

c.身体認知の学習

d.基本動作の学習

e.模倣動作の学習

f.感覚統合の学習

g.サルの機械化、ヒトの機械化

h.人とロボットの共進化

(3).人工知能とロボットの学習の概要

a.身体認識

b.運動模倣

c.ミラーリング

(4).人工知能と人間の学習の概要

a.認知運動訓練

b.身体インタラクションなど

 

2.AI活用のための基礎知識

(1).人工知能と最近の動向

a.イントロダクション

b.最近の研究対象

(2).人工知能の歴史と探索

a.チューリングテスト

b.古典的探索論

(3).知識表現と推論

a.論理学と真理値表

b.命題論理

c.述語論理

(4).知識表現の応用

a.プロダクションシステム

b.セマンティックネット

(5).オートマトンと言語

a.有限オートマトン

b.チューリングマシン

c.生成言語

(6).機械学習とニューラルネットワーク

a.神経細胞モデル

b.パーセプトロン

(7).機械学習と勾配降下法

a.ニューラルネットワーク

b.誤差逆伝播法

(8).畳み込みと画像認識

a.視覚モデル

b.畳み込みネットワーク

c.画像認識

(9).時系列信号と音響認識

a.聴覚モデル

b.リカレントネット

c.音響認識

(10).統計学習と正則化

a.確率分布

b.最尤推定法

c.ボルツマンマシン

(11).様々な機械学習

a.強化学習

b.多様体学習

c.遺伝的アルゴリズム

 

3.介護・見守り支援へのロボットの実装法と製品化の事例

(1).概要、要素技術

(2).実際の運用状況

a.介護医療コンシェルジュロボット

b.ベッド周辺検知装置・バイタル計測装置

c..夜間見守り

d.競合製品との比較

(3).先進機能の開発

(4).製品・事業化への見通し

a.経緯

b.量産機で実現したい機能と理由

c.競合製品との比較 d.課題

(5).介護現場の声と課題、地域産業への波及効果

(6).見守りロボット向け非接触呼吸計測システムの提案

a.従来の研究・製品

b.熱点群を利用した計測

c.呼吸判別アルゴリズム

d.腹部点群推定

e.床上呼吸計測の試験結果

(7).介護・見守り機能の実演動画

 

4.医療・リハビリ支援へのロボットの実装法と製品化の事例

(1).歩行訓練と自己運動認知

a.概要・要素技術と先行研究例

b.歩行の計測技術

c.歩行経路の学習と再現

d.感覚刺激の提示

e.全身運動の計測と解析

(2).手指動作とミラーリング

a.概要・要素技術

b.対象物を考慮した把持動作の支援

(3).医療・リハビリ機能の実演・動画

 

5.福祉教育・障害支援へのロボットの実装法と製品化の事例

(1).腱駆動ロボットアームの開発

a.概要・要素技術と先行研究例

b.制御方法と実際の駆動

c.安全機構の設計、拡張機構

d.歩行機能の回復と評価

(2).口腔知覚操作と遠隔存在感

a.概要・要素技術

b.ロボット操作の実際

(3).福祉教育・障害機能

 

6.人間機械共生の将来

(1).ニーズ・シーズと事業化(実証試験・ヒアリングを交え)

(2).人とロボットの共生に向けて

a.人間の行動の誘導

b.安心感を与えるデザイン

(3).まとめ

キーワード ロボット 認知運動 機械学習 知識表現 オートマトン ニューラルネットワーク 画像認識 時系列信号 音響認識 強化学習 多様体学習 遺伝的アルゴリズム ロボットアーム
タグ 精密機器・情報機器AI・機械学習SLAM・自己位置推定アクチュエータコントローラソフト管理ロボット位置決め
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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