不織布技術の基礎と高機能化への応用

~ 不織布の製造方法とその特徴、新用途開発、最新不織布製品および製造機械 ~

・フィルター機能としての応用と需要が急拡大している不織布技術を修得し、製品開発に活かすための講座

・不織布技術を学び、濾過性、吸収性、透水性、熱遮断性、クッション性が要求される製品開発に応用しよう! 

講師の言葉

 現在、新型コロナウイルスの感染防止策の一つとしてマスクの着用があるが、このマスクの主要素材は不織布であり、特に使い捨てマスクのほとんどは不織布製である。これは不織布の構造的特徴がマスクに適しているからであり、このように不織布は産業用繊維の分野で広く用いられている。
 日本の繊維産業の中心は衣料用から産業用に確実に変化してきている。産業用繊維資材では用途に応じた機能性とコストパフォーマンスが要求される。これに伴って構造的、性能的及びコスト面で産業用資材に適しているとされる不織布の進展が著しく、現在では産業用繊維資材の約60%を不織布が占めるようになってきている。
 日本で製造される不織布の内、約99%が衣料用以外の用途で用いられている。不織布は様々な産業用途で用いられているが、不織布の構造的特徴は繊維集合体多孔構造と嵩高性であり、この構造的特徴を活かして濾過性、吸収性、透水性、熱遮断性、クッション性が要求される用途で用いられることが多い。また、各分野で共通した不織布の利用例はフィルター(濾過材)、ワイパー(吸収材)、クッション材、包装材、補強材、吸音材、断熱材、保護材などであり、特にフィルター用途は不織布の構造的特徴を最も活かせる分野であり、これからの更なる進展が期待されている。
 ここでは、不織布の基礎的事項全般にわたって解説する。具体的には、不織布の発展の背景、不織布の製造方法や各種不織布の構造と特徴、不織布の用途開発の動向、最近の不織布に関する用途および技術開発動向、不織布産業の最近のトピックスなどについて解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年07月15日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・医療・衛生資材、エレクトロニクス、フィルター、蓄電池、自動車、食品、繊維、紙、建築・土木分野の企業の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・不織布に関する基礎、製造方法および応用知識
プログラム

1.不織布とは
  (1).不織布の定義
  (2).不織布産業発展の歴史
  (3).不織布産業発展の背景
  (4).日本不織布産業の現況

2.不織布に用いられる繊維
  ・不織布用の繊維について解説

3.不織布の製造方法とその特徴
  (1).ウエブの形成方法
    a.湿式法
    b.乾式法
    c.紡糸直結法
    d.その他のウエブ形成方法
  (2).ウエブの接着(結合)方法
    a.化学的接着法
    b.熱的接着法
    c.機械的接着法
    d.その他のウエブ接着方法
  (3).不織布の仕上げ加工の種類と特徴

4.不織布の主用途と新用途開発の動向
  (1).不織布の主用途
  (2).不織布の用途開発動向
    (特に医療・衛生用、フィルター用、自動車用、蓄電池用、土木用)

5.不織布の技術開発動向
  (1).新規製法による新商品開発
  (2).複合化による新しい用途開発

6.産業用繊維資材(テクニカルテキスタイル)としての不織布の伸長
  (1).日本における産業用繊維資材の発展
  (2).産業用繊維資材に要求される機能性
  (3).産業用繊維資材における不織布の拡大
  (4).産業用繊維資材における機能性付与技術

7.最近の国際的不織布展示会に見る不織布製品の動向
  (1).ITMA2015に見る最新不織布製造機械
  (2).ANEX2018に見る最新不織布製品および製造機械

8.不織布産業における最近のトピックス
  (1).ISOによる不織布の定義の改正
  (2).水解性(水洗性とも呼ばれる)の評価基準の制定問題
  (3).不織布産業のグローバル化への対応
  (4).自動車用吸音材の開発競争(EV化への対応)
  (5).セルロースナノファイバー (CNF)の実用化
  (6).海洋プラスチック(マイクロプラスチック)問題への対応
  (7).食品衛生法の一部改正(ポジティブリスト)への対応

9.不織布の将来予測
   ・不織布の今後について解説     

キーワード 不織布 繊維 ウエブ 湿式法 乾式法 紡糸直結法 化学的接着法 熱的接着法 機械的接着法 テクニカルテキスタイル 水解性
タグ 医療・再生医療ポリマー吸着化粧品不繊布
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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