材料力学の基礎とプラスチック製品強度設計への応用 <オンラインセミナー>
~ プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学とプラスチック材料の特性、プラスチック製品の強度設計事例 ~
・プラスチック製品の強度要因によるトラブルに携わってきた実務経験を基に、強度設計に必要な知識を修得する講座!
・材料力学、材料特性、成形・加工のポイントを修得し、プラスチック製品の強度設計・事故防止に活かそう!
・プラスチックの破損トラブルは、材料力学の理論を無視しているか、プラスチックの特性を理解していないため起こっています。本セミナーの1章と2章を修得することで、トラブル回避につながります!
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講師の言葉
プラスチックは様々な形状や特性を効率的に付与することができるため、設計者にとって非常に魅力的な材料です。そのため、身の回りの多くの製品にプラスチックが利用されています。近年の高い環境要求に応えるために、金属材料をプラスチックに代替し、軽量化を図る動きも非常に活発です。一方、不適切な設計が原因で、プラスチック製品のトラブルが数多く発生しています。特に強度に関わるトラブルは、重大事故につながるリスクがあり、事前にしっかりとした検討を行うことが不可欠です。
しかし、プラスチック製品の強度設計は思ったほど簡単ではありません。材料力学の知識に加えて、材料特性や成形・加工の影響に関する知識、製品設計上の実務的ノウハウなど、幅広い知識・ノウハウが要求されます。金属材料と同じような設計をしていてはトラブルを防ぐことは困難なのです。
本セミナーは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師が担当します。実務で活用できることを前提に、多くの事例を紹介しながら丁寧に解説していきます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2020年09月30日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・プラスチック製品設計、成形に関わる技術者の方
(機械部品、自動車部品、電子機器、建材、OA機器、遊具など) |
予備知識 |
・高校レベルの物理、化学、数学の知識 |
修得知識 |
・プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の基礎的知識
・プラスチック材料の特性
・実務における強度設計の進め方 |
プログラム |
1.プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の基礎知識
(1).力とモーメントのつり合い
(2).荷重/応力/ひずみ
(3).フックの法則とヤング率
(4).応力-ひずみ曲線とプラスチック材料の特徴
(5).引張/圧縮/熱応力
(6).曲げ
a.はりの強度計算
b.断面二次モーメント/断面係数
c.引張特性と圧縮特性について考える
(7).応力集中
2.強度設計において考慮すべきプラスチック材料の特性
(1).プラスチック材料の特徴
a.材料特性の決定プロセスとばらつき
b.結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
(2).温度特性
(3).粘弾性特性
a.力学モデル
b.クリープ
c.応力緩和
(4).疲労
(5).劣化
プラスチック製品の破損事故の3割は、劣化が原因という調査結果があります(NITEの調査報告)。劣化の評価・寿命予測は強度設計において重要です。
a.様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
b.アレニウスの式を使った寿命の推定
c.劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
d.RTI(相対温度指数)
(6).成形・加工条件による強度への影響と対策
a.ウェルドライン/ボイド/残留応力 他
b.再生材
3.実務における強度設計の進め方と事例
(1).要求事項の整理と安全率
a.製品ライフサイクルから抽出する要求事項
b.製品の使われ方の想定
c.材料強度のばらつき把握
d.ストレス・ストレングスモデルで考える安全率
(2).トラブルを未然に防ぐ図面、仕様書の書き方
(3).プラスチック製品の強度設計事例
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キーワード |
ヤング率 クリープ 応力緩和 結晶性プラスチック 非晶性プラスチック 安全率 樹脂製品 S-S曲線 |
タグ |
プラスチック、強度設計 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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