リチウムイオン電池の基礎と劣化診断・残存性能評価技術と安全性向上 <オンラインセミナー>   

~ リチウムイオン電池技術と安全性試験規格、リチウムイオン電池の制御設計と安全マネジメント、性能低下のメカニズムと寿命診断技術 ~

・リチウムイオン電池の各試験規格と劣化診断・残存性能評価技術を学び応用するための講座

・IoTとモデリング・機械学習等を組合せた劣化診断・残存性能評価技術を修得し、安全で高信頼性を備えたシステム開発に活かそう!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 リチウムイオン電池の登場から四半世紀が経ち、近年では小型電子機器だけでなく、電気自動車や電力系統向けなど規模の大きなものにも使用されるようになりました。

 分散蓄電池の有効活用(エネルギー・リソース・アグリゲーション)に関する実証も始まっています。

 バッテリーの導入/運用/交換の費用対効果も注目されており、将来的にはストレージパリティ(定置用リチウムイオン電池導入による経済的メリットがある状態)到達が予想されます。

 より早くストレージパリティを迎えるには、IoTとモデリング・機械学習等を組合せた劣化診断・残存性能評価技術が必要と考えられます。

 以上の状況を踏まえ、本セミナーでは以下の項目・事例について説明します。

 ・リチウムイオン電池のこれまでの歴史・材料・性質・事故の事例

 ・規格や法令で規定されたリチウムイオン電池の特性・安全性試験

 ・リチウムイオン電池の具体的な用途とマネジメント

 ・リチウムイオン電池の劣化診断・残存性能評価

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年09月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・リチウムイオン電池を搭載する製品・機器のビジネスに関わる、研究・開発・商品企画・技術営業・マーケティング部門の方
予備知識 ・特に必要としません、基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・リチウムイオン電池に関する基礎的事項
・リチウムイオン電池の法令・試験規格の体系的知識
・リチウムイオン電池の安全な設計・マネジメント
・リチウムイオン電池の主要な性能と劣化診断・残存性能評価
プログラム

1.リチウムイオン電池の基礎と技術・市場動向

  (1).リチウムイオン電池の概要

     a.リチウムイオン電池の歴史

     b.リチウムイオン電池の特徴

     c.リチウムイオン電池の事故

   (2).リチウムイオン電池のマネジメント

     a.リチウムイオン電池の危険事象

     b.各種規格試験とその分類

     c.バッテリーマネジメントシステム

  (3).リチウムイオン電池製品の動向

     a.リチウムイオン電池の市場

     b.リチウムイオン電池製品開発事例紹介

     c.今後想定されるリチウムイオン電池の技術/市場動向

 

2.リチウムイオン電池の試験規格と評価試験

  (1).安全性規格試験

     a.機械的安全性試験(振動・衝撃など)

     b.環境安全性試験(温度・圧力など)

     c.電気的安全性試験(外部短絡・過充電など)

  (2).特性規格試験

     a.電気的特性試験(充放電特性など)

     b.寿命特性試験(サイクル特性・保存特性など)

  (3).規格化されていない試験

     a.危険性試験

     b.発熱特性試験

 

3.リチウムイオン電池の制御・設計と安全性マネジメント

  (1).IoT

     a.IoTの概要

     b.エネルギー分野への応用

 (2).エネルギー・リソース・アグリゲーション

     a.背景

     b.スマートグリッド(サプライ側)

     c.家庭や事業所のスマート化(デマンド側)

  (3).IoTを用いたリチウムイオン電池マネジメント

     a.リチウムイオン電池の用途展開と想定サービス

     b.要求事項と課題

  (4).リチウムイオン電池の設計・安全マネジメント

     a.保護回路

     b.設計・使用のポイント

     c.安全性向上の対応

 

4.リチウムイオン電池の劣化診断・残存性能評価

  (1).リチウムイオン電池の劣化・性能低下と寿命

     a.リチウムイオン電池の寿命とは

     b.劣化・性能低下のメカニズム

     c.劣化・性能低下による機器への不都合

  (2).現状のリチウムイオン電池の劣化診断・残存性能評価手法

     a.劣化診断・残存性能評価手法の分類

     b.各劣化診断・残存性能評価手法の特徴

  (3).劣化診断・残存性能評価と研究開発事例の紹介

     a.特性式を用いるモデリング手法

     b.特性グラフを用いるモデリング手法

     c.ニューラルネットワークを用いる機械学習的手法

     d.バッテリーアグリゲーションにおける、劣化診断の経済効果シミュレーション

 

5. まとめと質疑応答

キーワード バッテリーアグリケーション リチウムイオン電池 特性規格試験 安全性規格試験 保護回路 IoT 劣化診断技術
タグ リチウムイオン電池自動車・輸送機電気化学電池
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日