金属疲労の基礎と寿命評価および耐疲労設計・強度向上技術への応用

~ 金属疲労の基礎・分類、疲労設計のポイント、疲労き裂進展と疲労寿命評価および最新の疲労特性改善手法 ~

・金属疲労のメカニズムや疲労設計のポイントを学ぶとともに、近年問題となっている「ギガサイクル疲労」の最新トピックも修得する講座
・金属疲労の知識を修得し、機械・構造物の信頼性向上、長寿命化に活かすためのセミナー!
※当日は書籍を配布致します

講師の言葉

 各種機械製品の破損事故の大部分は、繰返しの力による疲労が原因です。そのため、製品の設計や保守に携わる技術者にとって疲労破壊の防止や寿命予測は重要な問題です。一方、昨今の経済状況の悪化により、企業において疲労に関する知識や技術的対策の伝承は十分になされていないのが現状です。
 そこで本講義では、現在疲労問題に直面している技術者はもとより、これから直面すると予想される若手技術者を対象として、まず金属疲労とは何かという基礎を学習いただきます。さらに、近年注目の集まるギガサイクル疲労を含む最新の研究トピックを紹介しながら、耐疲労設計手法や疲労強度向上手法をわかりやすく修得していただけるように企画されています。耐疲労設計に携わる方のスキルアップのお役に立てれば幸いです。

本講座は、7月28日にオンラインセミナーとして変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年06月22日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械、構造物の設計に携わる技術者、機械工学および構造関係の技術者(輸送機器、機械、電子機器、構造物、プラントなどの設計開発、信頼性保証、強度研究、解析、保守保全等に関わる技術者・研究者の方)
予備知識 ・力学、初等材料力学の基礎知識
修得知識 ・金属疲労の基礎
・金属を用いた機械製品における耐疲労設計手法や疲労強度向上手法
・ギガサイクル疲労を含む最新の研究トピック 
プログラム

1.金属疲労とは
  (1). 金属疲労研究の歴史
  (2). 金属疲労による事故事例
  (3). 金属疲労機構(疲労き裂の発生と進展)
  (4). 金属疲労の分類
  (5). ギガサイクル疲労

2.耐疲労設計の基礎とポイント
  (1). S-N曲線
  (2). 疲労限度
  (3). 切欠き効果
  (4). 寸法効果
  (5). 平均応力・残留応力の影響
  (6). 組合せ応力の影響
  (7). 環境の影響

3.疲労き裂進展と疲労寿命評価
  (1). き裂進展と破壊力学
  (2). 疲労き裂進展特性
  (3). き裂閉口現象
  (4). 疲労寿命評価

4.最新の疲労特性改善手法(疲労強度向上手法)
  (1). 表面改質材の疲労
  (2). 先進材料の疲労

キーワード 金属疲労 S-N線図 耐疲労設計 表面改質 ギガサイクル疲労
タグ ねじ機械機械要素自動車・輸送機車載機器・部品歯車
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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