低温・低加圧固相接合技術の基礎と性能評価および最新接合技術

~ 拡散接合の原理、異種金属間の接合における留意点、接合後の接手性能評価法、金属ナノ粒子による精密固相接合技術 ~

・部材にダメージを与えない低温・低加圧固相接合の最新技術を学び、製品つくりへ応用するための講座
・「表面改質法」や「新しい液相拡散接合法」および「金属ナノ粒子を用いた低温・低加圧固相接合技術」などを先取りし、高精度・高品質な製品開発へ活かそう!

講師の言葉

 工業製品の組み立て・加工において、金属材料どうしを接合する技術は、産業の発展と開発の基盤技術として重要な役割を果たしてきた。中でも接合技術は、重厚長大型の製品に加えて、電子部品の組み立てや実装など、軽薄短小型製品に至るまで適用範囲が拡大している。
 しかしながら、圧接法や溶接法等の高温・高圧力を必要とする従来の接合技術は部材に与えるダメージを考えると適用できる材料や形状は限られたものになる。
 本講義では、表面改質法や新しい液相拡散接合法および金属ナノ粒子を用いた低温・低加圧固相接合技術について実務に役立つように解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年04月16日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械構造用部品の技術開発や研究開発にあたり、低温・低変形量で精密な固相接合技術に関して基礎から学びたい方、最新情報を収集されたい方
予備知識 ・金属加工の基礎知識があると理解しやすいです
・予備知識がなくても理解できるように参考資料等も配布し解説します
修得知識 ・低温・低加圧固相接合技術に関して、利用の仕方や応用事例、最近の技術トレンド、産業化にあたっての課題までの知識が習得できる
プログラム

1.接合技術の中の固相接合の位置付け
  (1).各種接合法のメリット・デメリット
  (2).接合法選択のポイント

2.拡散接合の原理
  (1).接合機構の分類
  (2).固相拡散接合
  (3).液相拡散接合

3.拡散接合の設備構成
  (1).接合雰囲気の選定
  (2).接合装置

4.異種金属間の接合における留意点
   ・異種金属間接合において留意すべき点を解説

5.接合後の接手性能評価法
  (1).破面観察
  (2).接合界面微細構造解析
  (3).各種強度試験
  (4).表面化学分析

6.最新の接合技術動向
  (1).金属塩生成接合法
  (2).金属塩被膜付与インサート材の創製と適用例
  (3).電気アシスト接合法
  (4).金属ナノ粒子を用いて精密固相接合

キーワード 固相接合  低温・低加圧固相接合 表面改質法 液相拡散接合法 金属ナノ粒子 拡散接合 固相拡散接合 液相拡散接合 異種金属 接手性能評価法 破面観察 接合界面微細構造解析 強度試験 表面化学分析 金属塩生成接合法 電気アシスト接合法 精密固相接合
タグ 異種金属金属加工表面改質溶接・接合
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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