泡発生のメカニズムと脱泡技術のポイント

~ 高粘度流体における気泡の発生メカニズムとバッチ式・連続式脱泡技術 ~

・気泡が引き起こす問題事例を基に、泡の発生メカニズムや振る舞いを修得し、脱泡技術へ活かすための講座
・バッチ式、連続式、高粘度溶液の特性を活用した脱泡技術を実務にて効果的に活用し、気泡による問題発生を未然に防ぐためのセミナー!

講師の言葉

 高粘度の流体を扱うプロセスでは、気泡の混入は、製品の性能や見栄えに悪影響を及ぼす大きな問題であることが知られているが、その対策は容易ではない。
 本講演では、この気泡が引き起こす問題事例のいくつかを紹介しながら、泡の発生メカニズムや泡の振る舞いについて説明する。現在使われているバッチ式、連続式の脱泡方法について、その原理を中心に紹介する。
 また、高粘度溶液の特性を活用した新規な脱泡方法について原理や連続プロセス化への事例も合わせて紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年05月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・香粧品、洗浄剤、塗料、食品、薬品などの研究開発、品質管理などに関わる技術者・研究者の方で高粘度流体における泡の脱泡技術に関心のある方
・泡の発生メカニズムや脱泡装置の開発に関心のある方
予備知識 ・泡の問題に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・泡の発生メカニズム、泡の振る舞い
・バッチ式、連続式の脱泡方法
・高粘度溶液の特性を活用した新規な脱泡方法
プログラム

1.はじめに ~泡が問題となる事例~
  (1). 高粘度流体のいろいろ
  (2). 泡が問題になる事例

2.泡のダイナミクス
  (1). 気泡上昇速度に与える因子
      a.Stokesの式
      b.無次元数と気泡形状
      c.他の要因について
  (2). 溶液のレオロジー
      a.レオロジー測定の方法
      b.レオロジー測定から得られる情報
      c.さまざまな粘度の違いが流れに与える例

3.泡の発生メカニズム
  (1). 泡はどこから来るのか?
      a.化学的な要因
      b.物理的な要因
  (2). 高粘性で問題となる気泡の混入の事例
      a.品質に関する不都合
      b.外観に関する不都合
      c.製造工程における不都合

4.脱泡方法とそのポイント
  (1). バッチ式脱泡装置
      a.自然上昇
      b.外力の利用
      c.超音波の利用
  (2). 連続式脱泡装置
      a.高粘性流体向けの装置原理
  (3). 新しい原理に基づく連続式脱泡方
      a.既往の研究例、原理の着眼点
      b.静止流体中での事例
      c.流通系での事例

キーワード 高粘度流体 気泡 溶液 レオロジー 粘度 気泡 脱泡
タグ 化学工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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