高速信号処理に必要な基板設計技術とミリ波への対応および最新技術

~ DDRメモリーバス設計、GHz高速シリアルデータ転送とミリ波対応技術のポイント ~

・5G通信の到来により高速設計技術が強く求められる中、要求性能に対応する基板設計技術を修得するための講座
・ミリ波帯通信に対応した、さらなる高品質・高性能な機器の開発に活かすためのセミナー!
・2020年1月に開催されるDesiGnConでのトピックスも紹介します!

講師の言葉

 2020年、いよいよ日本でも5G通信が開始される。すでにアメリカや韓国では2019年から5G通信が開始されている。5Gによる通信の高速化に伴いデータの高速処理が求められ、ますます基板の高速設計技術が強く求められる。
 5G通信も当初は3.5GHz帯で始められるが、2020年代後半には28GHz以上、いわゆるミリ波帯通信が開始される。5G通信の今後の計画とともに、そこで要求される技術について紹介する。
また、高速信号処理に必要な基板設計技術について、伝送線路の基礎から、ミリ波対応技術まで、順を追って理解できるように説明する。
 最後に最先端の高速信号技術として、1月にアメリカで開催される最先端システム設計の場、DesiGnConでの高速システム開発研究発表のトピックスを紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年03月16日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車、産業機器、情報機器、民生機器、医療機器などにおいて高速回路設計に携わるエンジニアの方、または今後高速回路設計を始める方、回路設計に関心のある方
予備知識 ・回路設計・基板設計の業務に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・高速信号の基礎から基板設計における不具合の発生と対策
・DesiGnConにおける高速システム開発の動向
プログラム

1. 伝送回路の基礎
(1). 配線の3つの性質とその条件
(2). 特性インピーダンスと反射
(3). 配線間の結合とクロストーク

2. GHz信号と損失
(1). 損失とは
(2). 抵抗損失と誘電損失
(3). 損失を小さくする設計

3. DDRメモリーバス設計
(1). 主なメモリーの種類と並列バス
(2). 並列バス設計の問題点
(3). パワーインテグリティ(PI)

4. GHz高速シリアルデータ転送とそのポイント
(1). 高速シリアル信号伝送技術と設計
(2). PCI Expressをはじめとする高速シリアル信号伝送規格
(3). さらに高速なシリアル転送技術

5. 5G通信技術の基礎とそのポイント
(1). 4G通信と5G通信
(2). 世界と日本の5G通信
(3). サブ6GHzによる5G通信
 
6. ミリ波対応技術のポイント
(1). ミリ波(28GHz以上)による5G通信
(2). ミリ波のアンテナ
(3). SAWフィルタとミリ波のフィルタ

7. DesiGnConでの最新技術と注目発表

キーワード 伝送回路 特性インピーダンスと反射 クロストーク GHz信号 DDRメモリーバス パワーインテグリティ 高速シリアルデータ 5G ミリ波
タグ 回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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