油圧の基礎と機器の潤滑トラブル回避対策

~ 油圧機器の構成、摩擦・摩耗・潤滑の基礎、トラブルの原因と回避策、状態監視、機械の寿命延長のためのオイルの評価方法 ~

・油圧機器をはじめとする潤滑油を使用する機械設備のトラブルを未然に防止するための講座
・油圧機器のトラブルを防ぎ、機器の高効率・高性能化を維持するためのポイントが学べるセミナー!
・機械の使用寿命を延ばすために不可欠となる状態監視保全、オイルサンプリング・評価方法についても解説します!

講師の言葉

 前半では、油圧機器と摩擦・摩耗・潤滑の基礎を解説し、後半では、それを踏まえた上で、油圧機器での代表的なトラブルとそれを回避するために設計・製造する側が考えていること、油圧機器を使用する際に気を付けるべきことについて解説します。
 ここでの考え方は、油圧機器に限らず、潤滑油を使用する様々な機械設備に共通するものであり、機械設備に関連した仕事に従事されている多くの方々にとって必ずや示唆に富んだものになると思っております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年02月13日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・油圧機器の研究開発、設計、信頼性保証などに関わる方
・油圧機器の使用・保守保全に関わる方
・潤滑油、作動油を使用する機器の研究開発、設計、信頼性保証に関わる方
・潤滑油、作動油および添加剤の研究開発に関わる方
予備知識 ・業務で油圧機器に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・油圧機器と摩擦・摩耗・潤滑の基礎
・油圧機器におけるトラブルと回避策
・油圧機器を使用する際に気を付けるべきこと
プログラム

1. 油圧とは ~ 油圧の利点・特徴 ~
  (1). パスカルの原理
  (2). 油圧利用の利点、特徴

2.油圧機器の基本構成とその働き
  (1). ポンプ
  (2). バルブ
  (3). アクチュエータ(シリンダー、モータ)
  (4). 油圧記号と回路図

3.摩擦・摩耗・潤滑の基礎
  (1). 潤滑モード
  (2). 損傷モード

4.油圧機器で起こる代表的なトラブル
  (1). 油漏れ
  (2). 作動不良

5.トラブルの原因と発生のメカニズム
  (1). 作動油の汚染
  (2). 作動油の劣化
  (3). その他

6.トラブル回避策
  (1).油圧機器メーカーが考えていること
      a. 摺動面に関する事項(材料、加工方法、潤滑理論)
      b. シールに関する事項(材料、シール理論、振動)
      c. 作動油に関する事項(適合性)
      d. 製造に関する事項
  (2). ユーザーが考えるべきこと
      a. 施工時の留意点
      b. 油圧回路構成での留意点
      c. 作動油に絡む留意点

7. 機械の使用寿命を延ばすために
  (1). 状態監視保全
  (2). オイルサンプリング
  (3). オイルの評価方法
      a. 性状評価(粘度・密度・中和値・金属元素の分析)
      b. 汚染度評価
      c. 摩耗評価
  (4). 診断結果に基づくアクション

キーワード 油圧 ポンプ バルブ アクチュエータ 油圧回路 状態監視 オイルサンプリング
タグ トライボロジー油・空圧
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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