パワーデバイスの実装と耐熱設計および信頼性向上技術

~ パワーデバイスの高耐熱設計、実装材料(耐熱性封止材、伝熱接着シート、熱硬化性樹脂)の種類と特徴、パワー半導体実装・高耐熱化技術、高放熱化 ~

・パワーデバイス実装の更なる高耐熱化と高信頼性化を実現する実装技術を学ぶための講座

・パワー半導体モジュール接合部の高耐熱化、高放熱化技術を修得し、信頼性の高い製品開発へ活かそう!

・パワー半導体の実装技術を学び、電力変換システムの高効率化・小型化・高信頼性を実現した製品開発に活かそう!

・次世代パワー半導体であるSiCについても解説します!

講師の言葉

第一部:

 本講座では、熱硬化性樹脂の基礎となる種類と特徴及び反応を学び、応用に向けての新たな反応による溶解性、流動性等の成形・加工性の付与と硬化物の物性評価と最適化について実例をもとに解説する。

 スマホ、タブレット、自動車用エレクトロニクスの最新関連情報と熱硬化性樹脂の応用についても報告する。

第二部:

 本セミナーでは、電気エネルギーを扱うパワーエレクトロニクスについての概説から始まり、電力変換機器のキーデバイスであるパワー半導体の実装技術全般を網羅しつつ、電力変換システムの高効率・小型・高信頼性を実現する実装技術について詳細に解説します。

 さらに、次世代パワー半導体であるSiCについても紹介します

本セミナーは受付を終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年03月30日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・材料の研究開発を担当されている方と関連部門の方
・パワーモジュール担当者、特に新技術開発研究及び技術者 ・エレクトロニクス部品開発担当者とその実装材料担当技術者 ・パワーモジュールの高耐熱化、高放熱化、高信頼性化に関する設計、評価担当者の方 ・放熱設計、熱解析、放熱部材開発に携わっている方、又は、携わろうとする方
・本テーマに興味のある方
・フェノール樹脂、エポキシ樹脂等、その他熱硬化性樹脂の応用展開を目指す技術者の方
予備知識 ・本分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要としません
修得知識 ・高分子材料、熱硬化性樹脂の基礎と応用技術
・高機能化に向けた分子、材料設計とそのポイント
・構造材料への樹脂の強靭化技術
・最新技術、開発動向について
・パワーエレクトロニクスの概要
・パワー半導体実装技術の概要と動向
・各種接合部、絶縁などの信頼性設計の考え方
プログラム

第1部:パワーデバイスの高耐熱設計と開発動向

1.パワーデバイスモジュールの市場及び技術動向

(1).パワーデバイスモジュールの役割と応用製品

(2).パワーデバイス及びモジュールの市場と技術動向

(3).カーエレクトロニクスとパワーデバイスモジュール

 

2.次世代パワーデバイスSiC、GaNの性能と応用

 

3.次世代パワーデバイス用耐熱性封止材料の性能と課題

(1).パワーデバイスモジュール用封止材料

(2).次世代パワーデバイスSiC用封止材料の課題

 

4.次世代パワーデバイスモジュール用耐熱性伝熱接着シート材料の設計

(1).パワーモジュール用伝熱接着シート材料とその役割

(2).耐熱性伝熱接着シート材料の特性と設計

 

5.熱硬化性樹脂の耐熱性と材料設計

(1).エポキシ樹脂の高耐熱化と限界への挑戦

(2).耐熱性樹脂と高分子間反応による機能向上

 

6.SiC等大電流パワーモジュール用実装材料

(1).評価用プラットフォームの設計と性能確認

(2).シミュレーションによる樹脂材料の適正化

(3).封止材料、伝熱接着シート材の性能確認

 

7.SiC等・高Tjパワーモジュール用実装材料開発と評価

(1).高耐熱封止材の熱的特性と接着特性の評価

(2).大型SiCチップを用いたTCTとPCTの実施と提供材評価

(3).接合材、封止材、伝熱シート材に特化した評価パッケージによる評価

(4).Tjmax225℃材料構成とプラットフォームによる評価

 

8.空冷も加味した機電一体型パワーモジュール・材料開発

 

第2部:パワーデバイスの実装技術と高信頼性化

1.パワーエレクトロニクスとパワー半導体

(1).パワーエレクトロニクスの重要性

   a.アプリケーション1-再生可能エネルギー

   b.アプリケーション2-各種電源

   c.アプリケーション3-車載・電鉄

(2).パワーエレクトロニクス機器に対する要求性能

   a.再生可能エネルギー

   b.各種制御装置

   c.車載・電鉄

(3).パワー半導体を取り巻く環境

   a.パワー半導体メーカーとそのシェア

   b.パワーエレクトロニクスに関する世界の取組み

 

2.パワー半導体モジュールの実装技術

(1).パワー半導体モジュールの構造と機能

(2).パワー半導体モジュールの要求性能

(3).SiCパワー半導体の動向

 

3.パワー半導体モジュールの高耐熱化技術

(1).各種接合・接続部の高耐熱化

   a.チップ下接合部

   b.基板下接合部

   c.電極膜

   d.チップ上接続部

(2).接続部の大電流化

   a.チップ上配線の大電流化

(3).封止部の高耐熱化

   a.エポキシ樹脂の高耐熱化

 

4.パワー半導体モジュールの高放熱化

(1).セラミックス基板の低熱抵抗化

(2).TIMの低熱抵抗化

(3).直接水冷構造における冷却器の高放熱化

 

5.パワー半導体モジュールの高信頼性化

(1).パワー半導体モジュールの劣化メカニズム

(2).高信頼性化の取組み事例

 

6.まとめと質疑応答

 

キーワード パワーエレクトロニクス パワーデバイス 高耐熱化技術 高放熱化技術 高信頼性化
タグ プリント基板実装車載機器・部品太陽電池蓄電電源・インバータ・コンバータ電子部品伝熱熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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