3次元CADを活用した構想設計技術と設計情報の活用法

~3DCADを利用した構想設計、構想設計におけるナレッジの伝承および失敗から学ぶ設計情報改革 ~

・3次元CADを設計へ効果的に活用し、設計品質の向上と設計情報の活用へ活かすための講座
・設計現場でのノウハウを交え、開発初期段階から製造に至るまで、3次元設計の活用ポイントを解説!
・「全社ならびに協力企業を巻き込んだ設計情報改革」についても事例を通し、進め方を修得しよう!

講師の言葉

 3次元CADが普及し始めて30年以上の時が経ちましたが、構想設計は2次元で行なっている会社がほとんどです。本来3次元設計は設計者を助け、設計の品質を格段に向上できる物なのに、設計者の業務が増えているのが現状です。
 しかし、近年の3次元CADはモデリングツールから設計ツールへと劇的な変化を遂げており、3次元設計のあるべき姿を実現できる様になりました。本講習ではコンサルティング現場のノウハウを交えて開発初期段階から製造に至るまで3次元をどの様に活用するか、また2次元の構想設計との共存など設計現場から生まれた手法を動画や、実際の3次元CADを利用しながら判りやすく説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年01月17日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・輸送機器、機械、設備、構造物などの設計や開発に関わる技術者の方
・3次元CADを導入しているか、導入を検討している設計者、設計リーダー
予備知識 ・基本的な構想設計、詳細設計の実務経験があると望ましい
修得知識 ・3次元CADを利用した3次元構想設計と、3次元データの全社での活用ができる様になります
プログラム

1. 構想設計段階から3DCADを利用する効果
  (1).開発プロセスと構想設計
      a. 設計と3次元CAD
      b. 開発プロセスのステップにおけるCADの適用範囲
      c. 構想設計から設計検証を3次元CADで実施できるか
      d. 構想設計における2次元構想と3次元構想の使い分け
      e. 3次元モデルの機能と利点
  (2).いい加減な構想設計による手戻りの増大
      a. 2次元構想設計の手戻り例とその工数を検証する
      b. 膨れ上がる手戻り工数
      c. 手戻り工数計算例
  (3).構想設計で検討すべきこと
      a. 機構構想設計のプロセス
      b. 意匠形状を持つ製品の構想設計のプロセス
  (4).3Dによる構想設計とその効果
  (5).3D構想設計の実例とテクニック
  (6).3DCADで簡単な検討を容易に行うコツ

2.3DCAD時代における図面情報
  (1).具体的な3DCADを利用した構想設計
      a. アセンブリモデリング手法
      b. 3次元構想設計手法
  (2).初期の構想段階で検討できること
  (3).3次元構想設計の利点
  (4).構想設計案の管理

3. 構想設計におけるナレッジの伝承
  (1).3Dにおけるナレッジ伝承法
  (2).各種の製品での3次元構想設計例
  (3).図面レスは可能か?
  (4).2次元-3次元のハイブリッド図面の活用方法
  (5).3次元設計時代の設計情報の伝え方

4. 全社ならびに協力企業を巻き込んだ設計情報改革の進め方
  (1).失敗から学ぶ設計情報(3次元設計)改革
  (2).3次元設計のあるべき姿
  (3).関係部署を巻き込む改革

キーワード 構想設計 3次元CAD 3D構想設計 ナレッジ 設計情報
タグ 設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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