工業触媒の基礎と劣化対策およびスケールアップへの応用

~ 触媒有効係数の求め方、触媒劣化対策と寿命延長、触媒プロセスのスケールアップ、触媒プロセス開発の企業化具体例 ~

・省エネルギー・省資源・コスト削減に不可欠な工業触媒技術を修得し、製品開発へ応用するための講座
・物質生産の要となっている触媒化学の基礎と具体的な応用、スケールアップ技術を学び、クリーンで効率的な開発に活かそう!

講師の言葉

 触媒技術は化学工業において物質生産の要であり、高活性・高選択性触媒の開発とそれを用いたプロセス技術開発は新しい材料の生産における省エネルギー・省資源・コスト削減に不可欠です。 
 CO2排出を低減するためには従来法よりCO2発生の少ない新しいプロセス開発が求められておりこれにも触媒技術が必要です。
 また環境規制が厳しくなっていく中、各種排ガス処理触媒の高性能化も求められています。
 本講座ではこれらに向けて触媒化学の基礎的事項と具体的な応用例について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年01月28日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・化学産業(石油化学、基礎化学品、ファインケミカル、排ガス処理...)において触媒の開発・製造・プロセス開発にかかわる技術者・研究者の方
・触媒の基礎的事項、スケールアップなどの応用の全般的知識を修得したい方
予備知識 ・一般化学、応用化学基礎
修得知識 ・工業触媒の開発手順
・触媒活性の試験方法・反応速度解析方法
・工業触媒の劣化対策法
・触媒を用いたプロセス開発の指針
プログラム

1.工業触媒の基礎
  (1).触媒(プロセス)開発の流れ
  (2).触媒の種類と特徴
  (3).触媒の活性成分・ミクロ/マクロ構造と機能
  (4).触媒活性試験とその解析手法
    a.回分反応(閉鎖循環系)
    b.固定床流通系(酸化反応:反応次数・MVK機構、酸塩基触媒:LH機構)
  (5).触媒評価方法
    a.細孔構造
    b.酸塩基性、.酸化還元特性
    c.活性点環境
  (6).触媒有効係数
    a.理論
    b.工業触媒における形状・反応速度式の考慮
    c.触媒有効係数の求め方

2.触媒の劣化とその対策
  (1).触媒劣化とその原因解析
  (2).触媒劣化対策と寿命延長
  (3).工業触媒劣化事例
    a.酸塩基触媒
    b.ゼオライト触媒

3.触媒プロセスのスケールアップ
  (1).工業触媒の製造
    a.触媒調製法
    b.触媒成形法
  (2).工業触媒プロセスのスケールアップ手順
  (3).触媒プロセス開発の企業化具体例
    a.酸塩基触媒
    b.ゼオライト触媒

キーワード 工業触媒 回分反応 酸化反応 LH機構 活性点環境 触媒有効係数 触媒劣化 触媒調製法 触媒成形法 スケールアップ 酸塩基触媒 ゼオライト触媒
タグ 化学物質触媒
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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