流体力学の基礎と圧力損失・流体抵抗の低減技術

~ 流体力学の基礎、圧力損失と流速、流れの可視化手法、流体抵抗の具体的な低減技術 ~

・動画を交えた分かりやすい解説を通して、流体力学の基礎から流体抵抗低減手法を習得する講座!

・流体の基礎原理から、圧力損失や流体抵抗低減手法を学び、機器の高効率化や省エネに活かそう!

講師の言葉

 流体運動やそれに伴う力について学ぶ「流体力学は、流れを見ることが出来ないなどの理由で難しいと思われています。

 この講義では、難しい方程式を極力使用せず流体を扱う上でのポイントを説明します。また、流動抵抗の低減のためには、流れのどの部分に着目すれば良いか解説します。さらに、液体や気体流れに対する抵抗低減手法について、幅広く紹介することにも重きをおきます。

 講義の前半では、流体力学の基本的事項について、重要となる無次元数などを交え説明します。そして、その基本的事項が、どのような場面で重要になるのか説明します。後半では、現在までの抵抗低減手法の紹介・分類、簡単な解説を行います。そして、液体流れにおける抵抗低減手法、空気流れの制御手法などを、具体的に解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年03月02日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体力学の基礎から学びたい方、これから流体関連の業務に携わろうとする方
・液体または気体流れに対する抵抗低減手法に関する知識を得たい方
(配管、ポンプ、流体機械、自動車部品、産業機械、プラント、船舶)
予備知識 ・高卒程度の微積分、力学
修得知識 ・流れの抵抗低減手法に関する知識
・流体工学に関する基礎知識
プログラム

1.流体力学の基礎
  (1).流体の定
    a.分子状態
    b.時間スケール
  (2).流れの分類(層流と乱流)
    a.実務で重要なパラメータ:レイノルズ数
  (3).液体の分類(ニュートン流体・非ニュートン流体)
    a.ニュートンの粘性則

2.パイプ内流れ(内部流れ)
  (1).圧力と摩擦力
  (2).圧力損失と流速

3.物体周りの流れ
  (1).円柱や翼周りの流れ
  (2).抗力係数

4.流体の抵抗低減の基本原理
  (1).ムーディ線図(壁の粗さと抵抗の関係)
  (2).形状の工夫
  (3).抵抗低減手法の分類
  (4).可視化手法

5.圧力損失・流体抵抗の具体的な低減技術
  (1).添加剤による圧力損失低減
    a.高分子添加(トムズ効果)
    b.界面活性剤添加
    c.ナノ粒子添加
  (2).壁面構造(改質)による圧力損失や抗力の低減
    a.超撥水性壁による抵抗減少効果の例
    b.溝パターンによる最大抵抗減少率
    c.抵抗低減メカニズムのモデル
  (3).気体流れの制御
    a.プラズマアクチュエータによる気流制御

キーワード レイノルズ数 圧力損失 抗力係数 ムーディ線図 壁面構造 気体流れ 省エネルギー抵抗低減 流れの制御
タグ 流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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