Excelによる化学プロセス計算とスケールアップへの活かし方 ~1人1台PC実習・テンプレート付~

~ 物質収支・熱収支、蒸留、ガス吸収、吸着、膜分離、乾燥、ろ過、反応装置の設計最適化およびスケールアップのExcelによる効果的なプロセス計算 ~

・プロセス計算を通して化学プロセス自体の理解も深めることができる講座
・Excelによるテンプレートを活用した実習を通して、化学プロセス技術者に必須のプロセス計算が速習できる特別セミナー! 

*PCは、弊社でご用意いたします
*実務で活用できる貴重なデータのテンプレートをお持ち帰りできます
*プログラム以外のプロセスに関心のある方は受講申し込みの際にお申し出頂ければ可能な限り対応致します(親切で判りやすく説明します)

講師の言葉

 Excelによるプロセス計算をマスターして技術者としてステップアップしましょう。
従来の経験則から抜け出し、外国企業ではあたりまえの定量的なケーススタディとスケールアップへのExcelの活かし方を学んで下さい。
 初めの敷居は少し高いかも知れませんが、始めてみればこんなに便利なツールはありません。
 実習を取り入れた解説により設計計算だけでなく、プロセスの定量的理解も深めることができます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年11月26日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・化学プロセスの設計およびスケールアップに関係しているあるいは関心のある方
・化学プロセスに関連した仕事に従事しているかこれから従事する方
・化学プロセス計算などでExcelの便利な活用法を知りたい方
・化学プロセスの基礎をきちっと学びたい方
予備知識 ・特に必要ありません。化学プロセスの基礎から実際まで分かり易く解説いたします。化学プロセスの計算に関心のある方はどなたでも受講して下さい。
・Excelについても簡単なデータ入力ができる方であれば初心者の方でも受講可能な内容です。
修得知識 ・化学プロセス計算におけるExcelの便利な活用法(シート計算からゴールシーク、ソルバーそしてVBAまで)がすべて学べます。セミナーで使用したテンプレートは実務にすぐ使えます
・ビデオなどを使ってビジュアルに分かり易く化学プロセスを解説いたしますので、実習と合わせて化学プロセスを定量的に捉えられることができます
プログラム

1.Excelの使い方の基礎
  (1).組み込み関数の種類と使い方
  (2).ゴールシークの便利な使い方
  (3).ソルバーの便利な使い方
  (4).VBAによるプログラミンの基礎

2.物質収支と熱収支の計算
  (1).リサイクルを伴う反応プロセスの物質収支
  (2).熱交換器(並流、向流)の熱収支計算

3.蒸留プロセスの計算
  (1).蒸留計算の基礎:気液平衡関係、沸点・露点計算、還流比
  (2).単蒸留・精留計算(2成分系蒸留計算)
  (3).多成分系蒸留プロセスのシミュレーション
  (4). 全還流蒸留のシミュレーション

4.ガス吸収プロセスの計算
  (1).ガス吸収の基礎:ガスの溶解度、最小気液流量比、気液界面の物質移動
  (2).充填層ガス吸収塔の設計:移動単位数、移動単位高さ
  (3).ガス吸収のシミュレーション

5.吸着プロセスの計算
  (1).吸着プロセスの基礎:吸着平衡、等温吸着曲線(ラングミュア式、フロインドリッヒ式)
  (2).破過曲線と吸着帯
  (3).固定層吸着装置の設計:活性炭によるアセトンの回収

6.膜分離プロセスの計算
  (1).膜プロセスの基礎:膜分離法の種類、透過係数
  (2).海水の淡水化プロセス(逆浸透膜)のシミュレーション
  (3).パーベーパレーション(ガス分離)プロセスの計算:空気中のアセトン除去

7.蒸発・乾燥プロセスの計算
  (1).蒸発プロセスの基礎:沸点上昇
  (2). 多重効用缶プロセスの計算:逆流2重効用蒸発缶の設計
  (3). 乾燥プロセスの基礎:定率乾燥、減率乾燥
  (4).乾燥プロセスの計算:熱風乾燥装置の設計

8.ろ過プロセスの計算
  (1).ろ過の基礎:ケークろ過、清澄ろ過、定圧ろ過式
  (2).ろ過テストデータの解析
  (3).フィルターろ過装置の設計:テストデータからのフィルタープレスの設計計算

9.反応装置の設計とスケールアップ計算
  (1).反応装置設計の基礎:反応速度式(酵素反応、微生物増殖、光触媒反応など)
  (2).回分操作の反応装置:酵素反応装置の設計、光触媒による農薬の分解除去
  (3).連続操作の反応装置:微生物による排水処理プロセスの設計、バイオフィルターの設計
  (4).非理想混合状態:バイパス・デッドスペースの反応への影響

10.最適化およびスケールアップへの活かし方
  (1).最適化:回分操作における最適サイクル時間、連続操作における最適リサイクル比の決定
  (2).スケールアップへの活かし方:撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ計算

11.質疑応答

キーワード 物質収支 熱収支 蒸留 ガス吸収 吸着 膜分離 蒸発 乾燥 ろ過 反応装置設計 最適化 スケールアップ
タグ 化学工学攪拌・濾過・蒸留乾燥吸着
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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