金属3Dプリンタの基礎と造形精度向上への応用

~ 金属3Dプリンタの基礎、材料と必要な特性、設備パラメーターによる造形精度向上技術、3Dプリンタ特有の安全対策と造形事例 ~

・造形に多くのノウハウを必要とする金属3Dプリンタ技術を学び製品精度向上へ活かすための講座
・最新の金属3Dプリンタ技術と造形技術のノウハウを修得し、付加価値の高い製品開発へ応用しよう!
・3Dプリンタの中でも造形が難しいアルミニウムを事例に挙げながら解説いたします

講師の言葉

 3Dプリンタは、何でもできる魔法の箱の様に思われますが、実際には熱歪みによる変形や粉塵爆発への対応など多くのノウハウが必要になります。特に金属(アルミやチタン)の造形には3Dプリンタの装置メーカー側にも無いパラメーターを多く構築しなければ簡単な造形すらできません。
 そこでこの度、3Dプリンタの中でも造形が難しいアルミニウムを事例に挙げながら、3D積層の基礎から世界最先端の高速造形可能な液体風金属3Dプリンタの動向までを映像を交えてお伝えします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・3D造形初学者から経験者までの技術者の方
・最新の金属3D造形技術を学びたい方
・多品種少量生産を検討している技術者の方
予備知識 ・特に必要ございません
修得知識 ・基本的な3Dの造形知識から最先端の金属3D技術および安全対策
プログラム

1.金属3Dプリンタの基礎知識
  (1).金属3Dプリンタの特徴
  (2).金属3Dプリンタのメリット・デメリット

2.金属造形の主な材料と必要な特性
  (1).熱特性(熱膨張、比熱、融点、潜熱、熱伝導率)
  (2).粉末状態の材料特性(密度、嵩密度、真密度、粒度分布、粒径、表面酸化、吸水性)
  (3).流動性(付着力、安息角、凝集度)
  (4).光学特性(反射率、吸収率、効果率)

3.造形精度向上に向けた設備パラメーター
  (1).積層厚
  (2).ガスフロー:LAS電圧
  (3).ベッド温度
  (4).照射:ハッチ長さ、スキン、コア、アングル
  (5).雰囲気、不活性ガス、圧力、流量、流速、流向、酸素濃度、濃度センサ
  (6).スキャニング:スキャンスピード、スカイライティング、ハッチディスタンス
  (7).スポット径
  (8).ビームプロファイル
  (9).波長

4.金属3Dプリンタ特有の安全対策
  (1).粉塵爆発への安全管理と爆発時の対応方法
  (2).塵肺への対応と定期健康診断

5.金属3Dプリント造形事例
  (1).金属3Dプリント造形の日本の現状
  (2).金属3Dプリント造形の海外の造形活用事例
  (3).金属3Dプリント造形の海外の品証体制
  (4).アルミニウム3Dプリントに特化する部品のメリット(熱交換部品、軽量化部品)
  (5).メッシュ構造を活かした部品のメリット

キーワード 金属3Dプリンタ 積層造形 造形精度向上 設備パラメータ 安全対策 アルミニウム3Dプリント 熱歪み 粉塵爆発
タグ 金属金属加工成形加工粉末治金
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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