鍛造加工における摩擦・潤滑の基礎と金型寿命の向上技術

~ 鍛造における弾塑性、型とワークにおける潤滑膜形成メカニズムとトライボロジーを考慮した金型寿命改善技術 ~

・鍛造金型の寿命向上に不可欠となるトライボロジー技術を学び、金型の長寿命化へ活かすための講座
・鍛造金型の長寿命化による金型コストの削減、鍛造品の高品質化、を実現するための特別講座!

講師の言葉

第一部
鍛造加工における型寿命向上のために必要となる力学やトライボロジーの基礎を分かりやすく
解説します。
まず、鍛造加工において不可欠である弾性・塑性の力学の基礎について概説した後、型とワークとの間における摩擦・焼付き、摩耗と、それらを防止するための潤滑膜形成について解説します。
 最後に、鍛造加工における潤滑技術の進展について紹介します。

第二部
鍛造型の寿命を向上するためには、成形中に鍛造材料と金型の表面同士の間で、どのような現象が起きているかを把握することが大事である。
トライボロジーとは摩擦、摩耗、潤滑を取り扱う学問の名称だが、鍛造加工においてこの基礎を学ぶことが非常に重要である。鍛造におけるトライボロジー現象は様々であり、特に鍛造温度によりそのメカニズムは大きく異なる。
本講義では、熱間鍛造、冷間鍛造、温間鍛造別にそのトライボロジー現象を明確にして、それぞれの温度域での早期割れと摩耗対策について解説する。

本セミナーは開催日が変更になりました(9/24 →10/7)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・鍛造加工技術に直接かかわる技術者、プレスや鍛造などの加工油の開発者や販売者、金型材料やコーティングなどに関わる技術者、販売者
・自動車をはじめとした車両、各種機械、電子機器等の設計技術、生産技術、製造技術、信頼性保証部門の方
・素形材の研究開発に関わる方
・金型の設計、メンテナンスに関わる方
予備知識 ・業務で鍛造加工に関わっていると理解が深まります
修得知識 ・型寿命向上のために必要となる力学やトライボロジー
・鍛造型寿命の向上策と考え方
プログラム

第一部 鍛造加工における摩擦・潤滑の基礎と最新技術

1. 鍛造で現れる弾性と塑性の力学
  (1). 力と変形
  (2). 塑性変形の開始と継続
  (3). 体積一定則と材料流動

2.型とワークとの間の摩擦・焼付き・摩耗
  (1). 摩擦と焼付き
  (2). 摩耗

3. 型とワークにおける潤滑膜形成メカニズム
  (1). 潤滑膜の形成条件
  (2). 表面積拡大
  (3). 摩擦発熱と変形発熱

4. 最近の鍛造加工における潤滑技術の進展
  (1). 潤滑剤
  (2). 型材と表面処理被膜
  (3). 潤滑条件の緩和など

第二部 トライボロジーを考慮した金型寿命向上技術

1. 鍛造温度別のトライボロジー
  (1). 熱間鍛造の問題
  (2). 冷間鍛造の問題
  (3). 温間鍛造の問題

2.トライボロジーを考慮した金型寿命向上アプローチ
  (1). 早期割れを撲滅して摩耗低減すること
  (2). 早期割れの寿命改善
  (3). 摩耗型の寿命改善

キーワード 鍛造 摩擦 潤滑 弾性 塑性 塑性変形 潤滑膜 潤滑剤 金型 
タグ 金型金属金属加工トライボロジー
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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