樹脂(プラスチック)成形品設計者のための金型の基礎と製品設計への活かし方

~ 金型の設計、射出成形・樹脂の基礎知識・流動解析を活用した効率的な製品設計技術 ~

樹脂(プラスチック)成形品の開発・設計者が学ぶべき重要なポイントを修得するための講座
・樹脂(プラスチック)成形品設計者にとってブラックボックスである「金型」に関する知識を修得し、成形トラブル、不良のない、かつ高品質な成形品を開発するためのセミナー!
・ビギナーの方にも分かりやすく、「より高品質な製品を短期間で得るためのポイント」について実務に役立つよう解説致します!

講師の言葉

 樹脂製品を設計するためには、製品そのものに必要とされる機能や強度などについて考えることは勿論のことですが、”樹脂の性質”、”金型内を流れる樹脂の流動性”、”金型”の各分野を併せて考慮しながら進めますと、より高品質な製品を短期間で得ることができるようになります。
 「そういうことはすでに知っている」という声が聞こえてきそうですが、現場では年を追うごとに短くなる開発・設計期間、大幅なコストダウンの要求に応えるために、他の分野のことまではなかなか手に回っていないのが実際のところではないでしょうか。
 そこで本講座では金型や樹脂の流動性の話を中心に「より高品質な製品を短期間で得るためのポイント」について分かりやすく丁寧に解説していきます。

本セミナーは会場が変更になりました(東京・西新宿 → 市ヶ谷)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年12月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・輸送機器、各種機械、電子機器、家電、通信機器、建材、日用品などにおける射出成形(金型・樹脂流動)を意識した製品設計について学びたい方(新人・若手社員の方のご受講にも適しています)
・樹脂材料の研究開発、金型の設計、成形加工メーカー、二次加工関連の技術者の方
予備知識 ・ビギナー向けの内容となっておりますが、金型や樹脂、射出成形、プラスチック製品の設計・開発のいずれかに関わっている方であれば、より一層理解が深まると思います
修得知識 ・金型を意識した樹脂製品の開発・設計
・樹脂の流動性を考慮した製品や金型の設計・開発
プログラム

1. 樹脂製品設計・開発で抑えておくべきこと
  (1). 良い樹脂製品をつくるための考え方とは?
  (2). 良い樹脂製品をつくるために身につけるべきスキルについて
 
2. 樹脂製品をつくる道具 -金型の設計とそのポイント-
  (1). 金型とは?
      a.金型製作の流れについて
        ・スケジュールを確認する
        ・取り数
        ・母材の材質
      b.金型の構造について
      c.アンダーカットの処理方法
  (2). 金型の設計とそのポイント
      a.収縮率
      b.金型サイズ
      c.製品形状
      d.成形品に対する不具合対策
  (3). 金型を意識した製品設計と意識しない製品設計の違い
 
3. 樹脂流動について
  (1). 射出成形とは?
      a.射出成形の構造
      b.射出成形の工程
  (2). 樹脂についての基礎知識
      a.樹脂の種類と特性
      b.非晶性樹脂と結晶性樹脂
  (3). ぜんぜん違う”樹脂を金型に“ただ流す”と“イメージ通りに流す”

4. 製品設計の強い味方 -流動解析-
  (1). 流動解析が必要な理由とは?
  (2). 流動解析で効率よく製品設計を進めていこう!!

5. 流動解析を活用した効果的な作業の進め方
  (1). 流動解析を活用した実際の作業について

キーワード 樹脂 プラスチック成形 金型 アンダーカット 収縮率 樹脂流動 流動解析
タグ 金型樹脂・フィルム成形加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
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