塑性加工におけるトライボロジーの基礎と金型寿命向上への応用 ~個別相談付~

~ トライボロジーの基礎と潤滑剤・表面処理を効果的に活用した金型寿命向上策 ~

・製品・潤滑剤・金型に生じる「摩擦・摩耗」を正しく理解し、金型のトライボ特性を向上させ、寿命向上へ活かすための講座
・トライボ特性向上策を修得し、金型の長寿命化、製品の高品質化・生産コストの低減に活かそう!
・講義終了後に技術相談の時間を設けます

講師の言葉

 高品質な製品を低コストで生産するためには、製品と潤滑剤と金型で生じている摩擦・摩耗現象をよく理解することが重要です。その基礎であるトライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑学)について概論を述べ、塑性加工におけるトライボロジーの特徴を説明します。
 トライボ特性を決める潤滑剤や金型材料、表面処理について紹介するとともに、それぞれの特性や事例を示します。特に金型寿命の向上に大きな役割を果たす表面処理について詳しく説明するとともに、その高い特性を引き出すための工夫について述べます。
最後に金型の寿命を延ばすための日頃の取組みかたや向上手順について説明します。講義終了後に技術相談の時間を設けたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年11月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・塑性加工に関連する、技術開発、生産技術開発、生産技術、品質管理、などに従事する技術者および金型材料、表面処理、潤滑剤を扱う営業技術の方
予備知識 ・特にございませんが、実務経験があると理解が深まります
修得知識 ・製品と潤滑剤と金型で生じている摩擦・摩耗現象を踏まえた金型寿命向上策の立案ができるようになる
・扱う商品に対して的確な説明が伴った営業ができるようになる
プログラム

1.塑性加工のトライボロジー
  (1). トライボロジーとは  -摩擦・摩耗・潤滑技術-
  (2). 機械要素と塑性加工のトライボロジーの違い
  (3). なぜ、トライボロジーか-高生産、高品質のためのキー技術-
  (4). 塑性加工の摩擦・潤滑機構
  (5). 各種加工におけるトライボ条件の特徴

2.塑性加工用潤滑剤
  (1). 液体潤滑剤
  (2). 固体潤滑剤
  (3). 化成被膜

3.塑性加工用金型材料
  (1). 金型材料の種類と特徴
  (2). 工具鋼の熱処理と機械的特性

4.金型に利用される表面処理
  (1). 表面処理の種類
  (2). 表面処理材の特徴

5.金型材料のトライボ特性
  (1). 工具鋼、超硬合金
  (2). 表面処理材
  (3). 最近の被膜の動向と今後に向けた期待

6.表面処理活用における留意事項
  (1). 表面粗さ
  (2). 母材硬さ

7.金型寿命向上の考え方
  (1). 金型が受ける負荷と損傷
  (2). 金型寿命の現状把握と改善方法
  (3). 評価試験方法と活用

※講義終了後に技術相談の時間を設けます

キーワード 塑性加工 トライボロジー 摩擦 摩耗 潤滑技術 潤滑剤 金型 表面処理 工具鋼 超硬合金 
タグ 金型金属加工トライボロジー
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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