材料強度・疲労強度学の基礎と破面解析技術における強度設計への活かし方

~ 材料力学の基礎、破壊と材料強度の関係、破面解析技術と破壊原因推定への応用・例 ~

・金属材料の破壊現象を学び、疲労破壊や応力腐食割れ、クリープ破壊を未然予防し強度設計に活かすための講座

 

講師の言葉

 本講座は、安全設計・保守管理に必要とされる材料力学、材料特性、各種損傷機構、非破壊検査、強度設計での考え方や材料強度に基づく供用適性評価のポイントについて、基礎から学ぶ講座です。
 損傷・劣化には、力学的な要因の他に種々の要因が密接に絡んでいる場合が多いので、技術者は複眼的な視点を持って設計や保守管理をすることが肝要です。
 そこで、構造体が外力を受けた時の応力とひずみ、その力学的な評価方法と構成材料の特性、溶接、種々な劣化損傷について解説するとともに、それらを踏まえた強度設計や保守管理に役立つ基礎的な考え方および損傷を評価するための供用適性評価法のポイントについて体系的に解説します。
  現在は、インターネットなどで種々な情報が氾濫していますが、それらを網羅的にただ蓄えているだけであったり、あるいは種々の基準や知識を本質的に理解することなく丸呑みしているだけでは自らが遭遇する問題を解決する能力を持つことには繋がりません。
 正しい知識を有機的に結びつけて理解していてこそ初めて状況に応じた対応を可能とすることができます。そのためには、押さえておくべきポイントがあり、そのような観点から考察することができて初めて本当に必要な技能が備わったことになります。
 本講座は、そのポイントを簡潔に示し、損傷・劣化には種々の因子が密接に関係していることを演習を踏まえて会得します。損傷原因を正しく把握して適切な対策に繋げられる「自ら考える問題解決能力」を育てることを目標とします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月29日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械・金属・自動車・航空宇宙産業・重機・車両・建設関連の技術者の方
・不具合対策などに携わる技術者の方

予備知識 ・大学卒業程度の材料についての基礎知識

修得知識 ・材料強度学ならびに疲労強度学の基礎知識
・破面解析技術の基礎知識と活かし方
プログラム

1.材料強度学の基礎
(1).材料強度学とは?
(2).材料強度学の歴史
(3).破壊事故例

2.材料力学の基礎
(1).応力とひずみ
(2).き裂の力学
(3).引張強度
(4).金属材料の強化機構

3.疲労強度学
(1).疲労とは何か?疲労の機構
(2).高サイクル疲労と疲労限度線図
(3).諸因子の影響
(4).低サイクル疲労
(5).疲労強度設計の基礎

4.破壊と材料強度の関係
(1).静的破壊
   a.延性破壊と脆性破壊
   b.延性―脆性遷移
(2).疲労破壊

5.破面解析(フラクトグラフィ)技術
(1).フラクトグラフィの手順
(2).マクロ観察
  a.延性破壊
  b.脆性破壊
  c.疲労破壊
(3).ミクロフラクトグラフィ
   a.ミクロフラクトグラフィ観察機器の遍歴
   b.ミクロフラクトグラフィを活用した疲労損傷解析
   c.ストライエーションから応力範囲と繰り返し数を推定する

6.破面解析による破壊原因推定への応用・例
(1).JAL123便墜落事故
(2).高速増殖炉「もんじゅ」ナトリウム漏洩事故
(3).HⅡロケット8号機打ち上げ失敗

キーワード 材料力学 疲労強度設計 疲労破壊 破面解析 脆性破壊 脆性破壊 破損原因推定 フラクトグラフィ 疲労損傷 
タグ 紙送り機構機械機械要素最適化・応力解析自動車・輸送機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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