CFRP・CFRTPを活用した製品設計・成形技術および評価方法の基礎とその応用

~ CFRP、CFRTPの基本特性、成形材料による成形方法、設計のポイント、成形において配慮すべき点 ~

・ CFRP、CFRTPの基本的特性や材料置換のポイントなどについて修得する講座
・経験豊富な講師から複合材料の特性を活かした製品開発のノウハウについて学び、付加価値の高い製品開発に応用しよう!

講師の言葉

 炭素繊維複合材料はその優れた特性から用途の拡大が期待される素材ですが、優れた性能を有する反面、克服すべき課題や問題も抱えています。近年、航空機への大量採用を機に、用途拡大や他の用途への大量採用が期待されていますが、思うように普及が進んでいないのも現状です。
 本セミナーではCFRP、CFRTPとは実際のところどのような素材なのか、基本的な特性から各種成形法をはじめ製品開発や材料置換のポイント、現在の問題点や克服すべき課題、ハイサイクルやコスト低減の可能性、期待される需要先や各製造業の既存技術や設備の活用法などを、成形をはじめ企画から設計、評価まで携わっている立場から解説します。

本セミナーは受付を終了しました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月08日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・炭素繊維複合材成形の現場の声を聞いてみたい方
・炭素繊維複合材料を用いた材料置換や製品開発をご検討の方
・炭素繊維複合材料の付帯産業にご興味をお持ちの方
・材料、機械、自動車、航空、医療、宇宙、家電その他関連企業の方
予備知識 ・複合材料に関心があると理解が深まります
修得知識 ・CFRP、CFRTP成形における材料、工法、成形に関する基礎知識
・CFRP、CFRTPを用いた製品開発や評価のポイント
プログラム

1.CFRP、CFRTPの基礎知識
  (1).炭素繊維
    a.出発原料と弾性率
  (2).構成材料
    a.繊維長と形態
    b.樹脂/マトリクスの一例と特長
    c.熱硬化性樹脂
    d.熱可塑性樹脂

2.成形材料により異なる成形方法
  (1).直接成形と間接成形
  (2).各種成形方法とその特長
    a.熱硬化性樹脂+長繊維
    b.熱硬化性樹脂+短繊維
    c.熱可塑性樹脂+長繊維

3.設計
  (1).本当に複合材が適材か?
  (2).繊維配交と積層順の基本
  (3).長繊維を用いた設計の課題
  (4).他人のデータは信用するな!
  (5).製品化までの一例

4.成形型
  (1).型の品質は成形品の品質
  (2).材質、構造の決定要素
  (3).配慮すべき点

5.二次加工
  (1).切削、穿孔
    a.各種加工方法とトラブル例
  (2).接着、締結
    a.各種方法とそのポイント

6.評価方法
  (1).完成してからでは遅い!
  (2).簡易評価の重要性
  (3).非破壊検査

7.現状の課題と問題点
  (1).リサイクル性
  (2).コスト
  (3).ハイサイクルの可能性

8.市場動向
  (1).現状の用途と市場規模
  (2).期待される自動車分野
    a.各社の動向
    b.大量採用に向けた取り組み

9.複合材の市場動向
  (1).現状の市場規模
  (2).大量需要先の模索
  (3).用途拡大に向けた必要技術

10.まとめ
  (1).参入ハードルと異業種の技術力
  (2).用途拡大・需要増加に備えて

キーワード 繊維基材 CFRP CFRTP 繊維長 ハイサイクル成形 材料 軽量化
タグ 高分子材料
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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