プラスチック射出成形の基礎と成形不良対策・設計への活かし方

~ 狙い通りの品質を備えた成形品・金型設計・射出成形の条件設定のポイントおよび不良防止のポイント ~

・成形不良を未然に防止すべく、材料・金型・成形機・成形の各プロセスの基礎と重要ポイントを修得するための講座
・プラスチック成形技術を総合的に修得し、成形品の安定生産、不良の未然防止、サイクルタイムの短縮へ活かそう!

講師の言葉

 プラスチック射出成形技術とは1.プラスチック材料、2.プラスチック製品設計技術、3.金型設計製作
技術、4.成形機及び周辺機器、5.環境管理技術、6.成形条件設定技術 等の総合的な技術である。
 
1.プラスチック材料の知識を含めたプラスチック製品設計技術、金型設計製作技術、射出成形機及び周辺機器を理解すると同時に、成形不良現象の発生を抑え、且つ対策のための方策を理解する。
2.プラスチック材料を溶かす・流す・固めるという射出成形の各プロセスを理解し、成形不良現象の発生原因となるメカニズムを理解する。
3.射出成形品の成形条件におけるプラスチック材料の温度変動や充填挙動を知り、プラスチック材料の特性が、それにどのように係わっているかを理解する。
4.20項目以上に分類される射出成形品の『成形不良現象』の発生のメカニズムからその原因とその対策を考える。
5.不良現象の発生のメカニズムを理解した上で、プラスチック製品の設計、金型の設計にどの様に反映するのか。
 以上の内容の修得が大切です。本講座では、これらの技術を修得できるよう解説致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月18日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチック成形品の研究開発や設計・デザイン・生産技術・生産管理、品質保証を担当する技術者
・プラスチック成形品の購買および営業技術を担当する方
・接合・表面処理などプラスチック成形品の二次加工を担当される方
予備知識 ・受講前にプラスチック成形加工の工程をご覧いただけると理解が深まります
修得知識 ・プラスチック材料の特性、製品設計の原理原則、金型設計、射出成形の条件や不良対策を修得することで、狙い通りの品質を備えた製品を成形できるようになる。また、成形品のデザインレビューにも参加できるようにもなる
プログラム

1.プラスチック射出成形の品質向上のために必要な知識
  (1). 射出成形技術とは
      a. プラスチック材料の特性を踏まえての製品設計
      b. 金型設計製作技術
      c. 成形機及び周辺機器
      d. 条件設定技術
      e. 製造環境の管理等の総合的な技術

2.成形不良現象はどの工程で発生するのか 不適合品を未然に防ぐための方策
 ・「乾燥して~溶かして~流して~固めて~取出す」の各工程で何が起こっているのか
 ・不良現象の発生メカニズムを理解し、プラスチック製品に不良現象が現れる前にプロセスでの
挙動を予測します

3.プラスチック材料の基本的な特性 彼を知り己を知れば百戦あやうからず
 ・材料特性(特徴)がプラスチック製品の強度・経時変化・劣化・寸法にどのように関係するのか、
また成形条件とどのように関連しているのか詳解致します
  (1)プラスチックの分類
  (2). 結晶性樹脂と非晶性樹脂の特徴
  (3). TgとTm
  (4). 流動性
  (5). 体積の収縮

4. プラスチック製品設計の原理・原則
機構・外観・透明各部品の製品設計において「していい事、わるい事」のポイントを解説
  (1). 機構部品
  (2). 外観部品
  (3). 透明部品

5.金型設計の基本・・・熱交換器として熱を効率よく奪う構造にする金型設計のポイント
  (1). ゲート構造
  (2). ランナーシステム
  (3). ガスベント
  (4). 冷却システム

6.射出成形法の原理・原則・・・「溶かす~流す~固める」ためのポイント
  (1). 可塑化工程
      a. インラインスクリュ式における可塑化計量時の温度ムラとその対策
      b. 逆流防止弁の構造とその役割
      c. 射出速度と射出率
  (2). 射出工程
      a. 充填工程と保圧工程での金型内充填挙動
      b. 射出圧力と射出速度、保圧時間と保圧力
  (3). 冷却工程
      a. 冷却効率と構造

7. 成形条件設定の基本とポイント・・・速度は外観、圧力は寸法に影響を与える
  (1). 材料のために可塑化プログラム制御
     ・乾燥から溶融混錬までの原理原則
  (2). 外観には射出プログラム制御
     ・計量設定とショートショット法による溶融樹脂挙動の確認
  (3). 寸法には保圧プログラム制御
     ・保圧力とゲートシール時間
  (4). いま材料はどの様な状態か成形不良現象のメカニズム
     ・金型内溶融樹脂の挙動

8.成形不良の発生工程と不良防止のポイント
  ・20項目以上に分類される成形不良現象の発生工程
  (1). 乾燥工程
  (2). 射出工程
  (3). 保圧工程
  (4). 冷却工程
  (5). 取出工程

キーワード プラスチック射出成形 金型 結晶性樹脂 非晶性樹脂 ゲート ランナーシステム ガスベント 成形条件
タグ プラスチック金型成形加工
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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