拡散接合の基礎と異種材接合への応用および 接合信頼性向上技術

~ 拡散接合の特長、接合信頼性向上のための評価技術、異種材接合技術および応用事例 ~

・「面と面を固体の状態で接合できる」拡散接合について、応用事例を交えて修得するための講座
・機械加工では実現できない形状の製品が製作できる拡散接合の特長を利用し、製品設計へ有効に活用しよう!

講師の言葉

 拡散接合は面と面を固体の状態で接合する1つの手法です。この技術を用いることにより機械加工で製作できない曲がった穴や微細な三次元構造を比較的容易に製作することができます。工法の基礎知識を持つことによって構想の自由度が広がります。
 本講座では、固相接合技術の基礎として、拡散接合技術における密着のプロセス、影響因子、異種接合技術について解説致します。
 次に、拡散接合技術における接合状態の各評価手法を詳解し、最後に「面と面を固体の状態で接合できる」拡散接合の特長を活かした接合応用事例について紹介致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月05日(木) 10:30 ~ 17:00
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・各種機械、電子機器および部品の設計開発、生産技術、製造などに関わる方
予備知識 ・固相接合に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・拡散接合の基礎知識
・接合状態の評価手法
・拡散接合の応用事例
プログラム

1.接合技術および固相接合技術の基礎
  (1). 接合技術の分類・歴史
  (2). “溶かさない”接合方法
  (3). 面接合手法の比較
  (4). 拡散接合の特徴
  (5). プロセスのイメージ
  (6). 拡散接合装置

2.接合信頼性向上のための評価技術とそのポイント
  (1).断面観察の概要
      a. 手順
      b. 主なエッチング液
      c. 評価のポイント
      d. 成分分析原理
  (2).引張試験
      a. 試験片
      b. 得られるデータ
      c. 伸びの評価
      d. 高温引張試験
  (3).シャルピー試験
      a. 手順
      b. パラメータ
      c. 試験片加工
      d. 評価
  (4).疲労破壊
      a. 疲労試験
      b. 回転曲げ疲労試験機
  (5).非破壊検査
      a. 試験方法
      b. 超音波探傷機
  (6).代替手法
  (7).接合評価の流れ

3.拡散接合技術の基礎と異種材料接合技術
  (1).接合のプロセス
      a. 結晶構造
      b. 清浄化
      c. 酸化膜の影響
  (2).接合に影響を与える因子
      a. ステンレス
      b. 温度・加圧力・時間
      c. 表面粗さ
      d. 回転曲げ疲労試験
      e. 銅系
  (2).異種接合
      a. 全率固溶型
      b. 共晶型
      c. 金属間化合物型

4.拡散接合における応用事例
  (1).マイクロチャンネル熱交換器への応用

キーワード 固相接合 異種材料接合 拡散接合 
タグ 金属金属加工溶接・接合
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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