熱処理技術の基礎と欠陥・トラブル対策

~ 鉄鋼材料・熱処理の基礎と浸炭焼入れ・窒化の実際と応用および欠陥・トラブル対策のポイント ~

・鉄鋼材料に強度や靭性を効果的に付与する熱処理技術について基礎から欠陥対策まで修得できる講座
・熱処理技術を修得し、機械・構造物の疲労強度・耐摩耗性・耐衝撃性を向上させるためのセミナー!

講師の言葉

 鉄と炭素などからなる鋼は、自動車や電機器具など我々の身の周りの至る所に存在する。これは、鋼は原料である鉄資源が豊富で安価であること、そして本セミナーの主題でもある熱処理によって多様な性質を生み出せる魔法のような素材だからである。
しかし、鋼に強度や靭性などの機能を付与するために種々の熱処理を施す場合、さまざまな欠陥やトラブルに出くわすことがある。例えば、技術者にとって永遠の課題とも言える熱処理ひずみは、熱処理後に初めて顕在化するが、その要因は熱処理工程だけでなく、材料成分や組織さらに鍛造や機械加工によって生じる残留応力などがある。そのため、製造の全工程を理解し対策しなければ、ひずみの低減・安定化は達成できない。
 本セミナーでは、鋼の製造法から鋼の熱処理原理まで理解し、構造用材料としての鋼の基礎を学ぶ。その上で、様々な欠陥やトラブルおよびその対策を解説する。特に、ひずみとその対策を詳しく解説し考察する。自動車会社勤務時代の経験を中心に、主に浸炭歯車の機械的性質改善の熱処理技術や熱処理ひずみへ実際の取組みと対策を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年08月29日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・熱処理特に浸炭焼入れ工程設計技術者、ならびに現場の実務技術者
 (自動車をはじめとした輸送機器、機械、電機器具、プラント、構造物の関連の設計開発、生産技術、品質保証などに関わる方や、機械材料の研究開発に関わる方)
予備知識 ・特に必要ございません。鉄-炭素の平衡状態図や金属組織の見方程度の基礎知識があれば理解が深まります
修得知識 ・熱処理ひずみが発生した場合の考えられる要因とその対策の考え方が修得できる
プログラム

1.鉄鋼材料およびその熱処理の基礎
  (1). 鋼の製造工程
      a. 製銑・製鋼および連続鋳造工程
      b. 凝固と不純物
  (2). 熱処理の原理
      a. 平衡状態図と標準組織
      b. 恒温および冷却によって得られる組織の違い

2.表面熱処理の種類と実際
  (1). 熱処理と機械的性質
      a. 浸炭歯車の機械的性質
      b. 構造用鋼の選択の考え方
  (2). 浸炭焼入れ
      a. 浸炭の理論
      b. 浸炭焼入れの実際と応用
  (3). 窒化および軟窒化
      a. 窒化の理論
      b. 窒化の実際と応用

3.熱処理欠陥とその対策
  (1). 組織および硬さ異常
  (2). ひずみとその発生要因
  (3). ひずみ対策技術

4.今後期待される熱処理技術
  (1). 浸窒焼入れ
  (2). 複合表面改質

キーワード 熱処理 平衡状態図 浸炭 窒化 熱処理欠陥 ひずみ 浸窒焼入れ 複合表面改質
タグ 熱処理表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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