流体力学の基礎と流体関連機器の損失予測と低減制御技術

~ 管路系および混相流の損失、要因別にみる損失低減方法、CFDによるの基礎と損失予測の実例と応用 ~

・流体の流動特性と流体損失の発生原因を学び、損失低減に活かすための講座

・流体力学の基礎からシミュレーションによる損失予測と低減策まで修得し、より高性能・省エネな機械設計に役立てよう!

講師の言葉

 流体が関係する機械では、さまざまな要因によって損失が発生する。したがって、より高性能・省エネな機械を開発するためには、流体損失の理解とその低減が欠かせないと言える。
 本セミナーでは、流体の流動特性と流体損失の発生原因を知り、損失を低減するための方法を原理的に理解することを目的とする。まず、流体の支配方程式を紹介し、その物理的な意味と損失の発生要因について説明する。次に、理論的な損失評価技術として確立されている管路系の損失評価方法に関して、単相流・混相流それぞれの場合について解説するとともに、境界層の振る舞いと損失原因およびその制御方法について説明する。最後に、現在の汎用的な損失評価技術となっている数値シミュレーション(CFD)について説明し、数値シミュレーションによる損失評価の実例を紹介する。

本講座の会場は変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月25日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 工学院大学 28階 第三会議室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体が関係した各種機械を開発する企業の技術者の方
・流体数値解析に従事されている方、今後従事する予定の方
 (自動車、電子部品、電子機器、流体機械、航空機、船舶、エンジン、ターボ機械、構造物等)
予備知識 ・初歩的な流体力学の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・流体現象と損失の発生原因を関連付けて理解でき、損失の低減方法を具体的に提案できるようになる
・数値シミュレーションの原理と損失評価の現状についての知識を修得できる
プログラム

1.流体力学の基礎
  (1).流体の支配方程式
    a.質量保存
    b.運動量保存
    c.圧縮性流体と非圧縮性流体の支配法定式
  (2).支配方程式の物理的意味
  (3).支配方程式から見た損失の発生要因

2.管路系における損失の評価法
  (1).管路設計の基礎
  (2).管路系の損失
    a.摩擦による損失
    b.はく離による損失
    c.二次流れによる損失
  (3).混相流の損失
    a.固気混相流
    b.固液混相流
    c.気液混相流

3.要因別にみる損失低減と方法
  (1).境界層の振る舞い
  (2).摩擦による損失と制御方法
  (3).はく離による損失と制御方法
  (4).円柱まわりの流れ
  (5).二次流れによる損失と制御方法

4.数値シミュレーションによる損失予測と低減への応用
  (1).数値シミュレーションの基礎
  (2).数値シミュレーションによる損失予測の実例
  (3).流体関連機器における損失の低減法への応用

キーワード 流体力学 管路系 混相流 数値シミュレーション 損失低減 はく離 二次流れ
タグ シミュレーション・解析配管流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
工学院大学 28階 第三会議室
住所: 東京都新宿区西新宿1-24-2 工学院大学

JR「新宿駅」西口より徒歩5分
京王線、小田急線、地下鉄各線「新宿駅」より徒歩5分
都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩3分
西武新宿線「西武新宿駅」より徒歩10分

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