ループヒートパイプ熱輸送技術の基礎と設計・製造および実用化への最新技術

~ ループヒートパイプの動作原理、設計・製作方法、高性能化・多機能化技術、モバイル機器・自動車・鉄道・CPU・LED・人工衛星・航空機への応用事例 ~

・ループヒートパイプの基本原理、製作、設計方法や材料選定のポイント、評価方法などを詳しく学び製品開発へ応用するための講座

・電力を必要としない長距離・高効率熱輸送デバイスであるループヒートパイプを基礎から学び、製品の省エネ化に活かそう!

講師の言葉

 ループヒートパイプは電力を必要としない高効率熱輸送デバイスであり、従来のヒートパイプ等と比べて大きな熱量を長距離輸送することができます。もともとは宇宙分野を中心に研究開発が進められてきましたが、省エネ、CO2削減の観点から、近年は民生への幅広い応用が期待される技術であります。
 本講義ではループヒートパイプについての基本的な原理、製作方法、設計方法や材料選定のポイント、評価方法などを詳しく説明します。またループヒートパイプの発展型や国内外の研究開発動向についても独自の視点から説明します。

本講座の申込み受付は終了しました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月03日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・企業の技術者・研究者で熱設計、熱エネルギー応用に携わっている方
・自社の技術シーズを当該分野に活用したい方
・電気機器分野の方(モバイル機器の冷却、PCの冷却、大型テレビの冷却、LEDの冷却)
・自動車分野の方(電池/燃料電池/キャパシタ冷却、車載電子機器の冷却)
・プラント分野の方(工場排熱の有効利用)
・住宅・建築分野の方(太陽熱利用温度管理システム熱輸送、ビルディングのパッシブ熱管理、均熱)
予備知識 ・特に必要はありません。伝熱に関する基礎知識がなくても講義の中で説明します
修得知識 ・ループヒートパイプの基本原理、製作方法、設計方法、材料選定方法、評価方法など
・ループヒートパイプ開発・実用に関する一連の知識や最新の研究開発動向について学ぶことができます
プログラム

1. ループヒートパイプの基礎
   (1).ループヒートパイプの概要
   (2).ループヒートパイプの理解に必要な伝熱、流体の基礎
   (3).ループヒートパイプの動作原理
   (4).各構成要素の役割と求められる特性

2. ループヒートパイプの設計方法
   (1).ループヒートパイプの性能予測
   (2).各構成要素のモデル化
   (3).リザーバの設計の考え方
   (4).作動流体封入量の決め方

3. ループヒートパイプの製造
   (1).ウィック材料選定方法、評価方法
   (2).作動流体の選定
   (3).製造工程、検査
   (4).作動流体封入

4. ループヒートパイプの性能試験と伝熱性能評価
   (1).性能試験装置
   (2).性能試験方法
   (3).伝熱性能評価

5. ループヒートパイプの研究動向と高機能・多機能化への取り組み
   (1).ループヒートパイプの類似技術と特徴比較
   (2).国内・海外の研究動向
   (3).高性能化の取り組み
   (4).多機能化の取り組み(流動制御・温度制御)

6. ループヒートパイプの実用化研究開発事例
   (1).モバイル機器への実用化研究開発事例
   (1).自動車・鉄道への実用化研究開発事例
   (2).CPU・LEDへの実用化研究開発事例
   (3).人工衛星・航空機への実用化研究開発事例
   (4).ループヒートパイプのこれから

キーワード ループヒートパイプ リザーバ 熱輸送 作動流体 伝熱 流動制御 温度制御
タグ 自動車・輸送機省エネ設備伝熱熱交機器・熱電変換配管
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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