インバータ回路設計および制御技術の基礎と高効率設計・高調波対策

~ インバータの動作原理とPWM制御、回路設計のポイント、AC/DC変換の問題と対策、インバータ・コンバータの高効率化技術 ~

・インバータの実践的な制御手法から回路実装まで総合的に修得し、製品開発に応用するための講座
・インバータにおける実践的な主回路実装技術から、制御回路、周辺回路、保護回路までを実験データとシミュレーションによって修得し、実務へ応用しよう!

講師の言葉

 昨今の電力需要、原発問題や地球環境保護の観点から、電気エネルギーの扱いに大きな転機が訪れています。その中で、太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーを利用した発電は今後ますます発展していくと考えられます。これらの発電には、電力を安定供給するためにインバータが使用されています。インバータはモータの駆動から電力系統への連系まで様々な場面で活用されており、電力を扱う場所にはなくてはならない技術です。さらに、小型の電気機器においてもインバータ技術は欠かすことのできないものとなってきております。
 本講座では、インバータの動作原理や回路構成、モータ駆動のためのベクトル制御などの制御手法について、基礎知識から実践的な主回路実装技術、制御回路、周辺回路、保護回路までを、実験データとシミュレーションによって分かりやすく解説いたします。また、インバータを使用する際に問題となる電源高調波についても解説を行い、その対策法となる整流器(コンバータ)についてもご紹介いたします。さらに、インバータをより高性能にするための手法についても解説いたします。

本講座は、会場が変更になりました。(新宿→茅場町)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年08月28日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 NATULUCK茅場町新館 4F 大会議室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・パワーエレクトロニクスの基礎を勉強したい方(スイッチング動作をチョッパモデルからわかりやすく解説します)
・モータ制御を行う初級者(チョッパの電流制御の設計からベクトル制御の基礎まで解説します)
・インバータの研究開発、設計部門の初級者(主回路、制御回路、周辺回路をご紹介します)
予備知識 ・電気回路の基礎知識(オームの法則、キルヒホッフの法則、RLCの特性、電力の計算、三相交流)
・制御工学(伝達関数とボード線図を使って解説します。古典制御で十分です)
・電気機器の知識(モータの原理など)があると理解が深まります
修得知識 ・インバータを設計できる基礎知識が備わる(インバータの主回路、要素技術、制御を含む)
・インバータ、回生コンバータ、ベクトル制御のシミュレーションが行えるようになる
・実験的な回路であれば、実際に製作し、試験が行える
プログラム

1.インバータの動作原理とPWM制御
  (1).インバータの動作原理
    a.線形増幅による電力増幅・変換
    b.スイッチング制御による電力増幅・変換
    c.ハーフブリッジインバータの回路構成と動作
    d.単相フルブリッジインバータの回路構成と動作
    e.三相インバータの回路構成と動作
  (2).PWM制御によるインバータの出力電圧制御
    a.インバータの周波数、振幅制御の原理
    b.可変電圧、可変周波数(VVVF)動作を実現するPWM制御
    c.三角波比較によるPWMパルス生成
    d.電圧利用率の改善方法
    e.インバータのデッドタイム

2.インバータの制御
  (1).チョッパによる電流制御
    a.インバータ制御の基礎 
    ~なぜインバータの制御ではなくチョッパの制御か?~
    b.チョッパ制御の設計理論
  (2).PID制御によるインバータのモータ制御設計例
    a.チョッパ制御からインバータの制御へ
    b.座標変換を用いた直流値でのモータ制御
    c.電流制御の設計方法
    d.速度制御の設計方法
    e.モータ制御の応用

3.インバータの設計の実際
  (1).インバータの設計
    a.インバータを構成する回路の全体図
    b.制御の全体図
    c.インバータを制御するCPUの選定方法
  (2).インバータの回路設計のポイント
    a.インバータの周辺回路構成
    b.ゲートドライブ回路
    c.素子の配置とバスバー構造について
    d.スナバ回路の構成
    e.電圧・電流の検出基板と設計方法
    f.デットタイム補償
    g.インバータの保護の考え方

4.インバータの電源となるAC/DC変換の問題と対策
  (1).インバータの電源高調波問題
    a.単相ダイオード整流回路の電源電流高調波
    b.三相ダイオード整流回路の電源電流高調波
    c.電源電流高調波の影響
    d.高調波に対する規格について
  (2).高調波電流の対策方法
    a.直流リアクトルによる補償
    b.回生コンバータ(PWM整流器)による補償
    c.単相入力での補償法
  (3).回生コンバータ(PWM整流器)の制御方法
    a.入力電流(電源電流)制御
    b.直流電圧制御

5.インバータ・コンバータの高効率化手法
  (1).スイッチングデバイスによる高効率化
  (2).回路の工夫による高効率化
    a.マルチレベルコンバータ
    b.マトリックスコンバータ

キーワード インバータ スイッチング制御 PWM制御 電流制御 チョッパ制御 モータ制御 DC/AC変換 AC/DC変換 高調波電流 回生コンバータ PWM整流器 マルチレベルコンバータ マトリックスコンバータ
タグ ノイズ対策・EMC・静電気回路設計・フィルタ電源・インバータ・コンバータ電子部品
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
NATULUCK茅場町新館 4F 大会議室
東京都中央区日本橋兜町12-7 兜町第3ビル
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