シール(ガスケット、パッキン)技術の基礎と漏れ対策への応用

~ 漏れのメカニズムと漏れ防止・検出方法、ガスケット、パッキンの使い方、シールの損傷と対策事例 ~

・シールにまつわる多くの問題に対して適用できる力を養うための講座
・シール技術の基本事項や考え方を学び、「漏れ」の問題を克服し、トラブルを未然防止しよう!

講師の言葉

 日々多くの機械・設備システムなどにおいて新しいニーズが現れ、それらに対応するべく、新しい機械・設備システムが開発されています。それら新しい種々のシステムの多くは、何らかの流体とかかわりを持っています。新しいシステムの開発に当たっては常にそれらの流体の流れのコントロール、特にシステム内外への”漏れ”の問題を克服することが求められていますが、多くの技術者達にとっては漏れの問題を克服することは、必ずしも簡単な事ではありません。しかしシール技術の基本についての知識を十分に持つことによって、それらの多くの問題はクリヤできるのではないかと思われます。本講座では、シール技術の基本的な事項、考え方について紹介し、シールに関わる多くの問題に対してそれらを応用できる力を養う一助としてほしいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年08月26日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械・設備の開発設計技術者、設備保全担当技術者、運転技術者
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・総括的なシール技術の概要
・ガスケット、パッキンの密封メカニズムの考え方
・ガスケット、パッキン技術の現状動向
・ガスケット、パッキンの選定の考え方
・ガスケット、パッキンの損傷対策事例
・シール技術の最近の話題
プログラム

1.漏れの実態とシール技術の重要性
  (1).生産現場における漏れの実態
  (2).機器の漏れの実態
  (3).漏れ管理(H.F.I.)
  (4).漏れが機器に及ぼす影響

2.シールに関連したトライボロジーの基礎
  (1).トライボロジーとは
  (2).摩擦・摩耗の考え方
  (3).しゅう動面における摩擦・摩耗・潤滑とストライベック曲線

3.漏れのメカニズムと漏れ防止・検出方法
  (1).シール面の考え方
  (2).漏れはどうして発生するか(漏れのメカニズム)
  (3).漏れ防止の考え方
  (4).漏れ検出方法

4.シールの種類と特徴
  (1).シールの種類と特徴
  (2).シール用材料

5.静的シール(ガスケット)の考え方と使い方
  (1).非金属ガスケット
  (2).セミメタルガスケット
  (3).金属ガスケット
  (4).液状ガスケット
  (5).ガスケットにおける密封の考え方
  (6).トルク管理と取扱い方

6.動的シール(パッキン)の考え方と使い方
  (1).Oリングなどスクィーズパッキン
  (2).オイルシールなどリップパッキン
  (3).グランドパッキン
  (4).Vパッキン
  (5).メカニカルシール
  (6).ドライガスシール
  (7).磁性流体シール
  (8).動的シールの密封理論

7.シールシステムの使用事例
  (1).ガスケットの使用事例
  (2).パッキンの使用事例

8.シール(ガスケット・パッキン)選定の考え方と選定例
  (1).ガスケットの選定の考え方と選定例
  (2).パッキンの選定の考え方と選定例

9.シールの損傷と対策事例(漏れ対策)
  (1).ガスケットに発生した損傷と対策 
  (2).パッキンに発生した損傷と対策  

キーワード シール技術 漏れ管理 トライボロジー ガスケット パッキン 動的シール Oリング 磁性流体シール
タグ シール・ガスケットプラント機械機械要素車載機器・部品設備熱交機器・熱電変換配管
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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