高速回路設計の基礎と実装設計技術およびノイズ対策

~ シグナルインテグリティおよびパワーインテグリティの実装設計技術のポイントと高速回路に対応したノイズ対策 ~

・高速回路設計に必要不可欠な基礎技術、実装設計への展開方法、高速回路に対応したノイズ対策が修得できる講座
・高速回路の実装設計と、回路に対応したノイズ対策を学び、設計品質・設計効率の向上へ活かそう!

講師の言葉

 近年、プロセッサ・クロックの高周波数化やGbps級データ伝送の適用拡大など、高速化が進展しており、開発・設計を行うための技術ハードルがますます高くなってきています。
そのため、高速回路設計の基礎を確実に把握したうえでシグナルインテグリティおよびパワーインテグリティの実装技術への展開が重要であるとともに、高速回路に対応したノイズ対策技術が必要となります。技術力の差は設計品質、設計効率を左右します。
 本講座では、これらの技術の重要点を基本からわかりやすく解説し、事例を交えて実践力を高めていただきたいと考えています。

本セミナーは会場が変更になりました(東京・西新宿 → 市ヶ谷)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年07月31日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器の回路・基板・実装設計に携わるエンジニアの方
・電子回路の動作不安定、誤動作などでお悩みの方
・高速回路設計技術を基礎から知りたい方
予備知識 ・簡単な電気回路程度で特別な専門知識は必要ありません。基板やシステムなどハードウエアの経験が多少なりともあって問題意識を持っていると理解が速いと思います
修得知識 ・高速回路設計で必要となる基礎技術、実装設計への展開方法、高速回路に対応したノイズ対策など、具体的に高速回路設計を手掛けるうえでの基本技術・応用展開する技術が習得できます
プログラム

1. 高速回路の動向と技術要素
  (1). 高速回路の動向
  (2). 高速回路設計における課題と技術要素

2. 高速回路設計の基礎と実装設計への展開<その1 シグナルインテグリティ>
  (1). 正弦波信号とパルス信号の伝送の違い
  (2). 信号伝送路の基本と反射のメカニズム
  (3). 信号伝送路の実装設計のポイント
  (4). Mbps級信号伝送での問題点と実装設計のポイント
  (5). Gbps級信号伝送での問題点と実装設計のポイント
  (6). 高速回路の実装設計へのシミュレーション適用
      ・シミュレーションモデル生成、ジッタバジェットの考え方

3. 高速回路設計の基礎と実装設計への展開<その2 パワーインテグリティ>
  (1). 高速回路における電源とグラウンドのノイズ発生メカニズム
  (2). バイパスコンデンサの実装設計のポイント
  (3). 基板プレーン共振の分析と実装設計のポイント

4. 高速回路対応ノイズ対策
  (1). グラウンド系のノイズ発生メカニズムとノイズ対策
  (2). 空間ノイズ発生のメカニズムとEMI放射対策
  (3). 各種シールドのメカニズムとシールドによるノイズ対策
  (4). クロストークノイズ発生メカニズムと対策

キーワード 高速回路 正弦波信号 パルス信号 信号伝送路 グラウンド系ノイズ 空間ノイズ EMI クロストーク シグナルインテグリティ パワーイン
タグ ノイズ対策・EMC・静電気回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
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