~ 自働車用(EV、HV、PHV)安全規格と安全性試験、輸送の安全に関する諸規定と実務、全固体電池と安全性 ~
・EVに不可欠なリチウム電池の安全性の対応策を学び実務で活かすための講座
・リチウムイオン電池の安全性における最新の法改正のポイント、予防安全への対策技術を修得し、安全性の確保とリスク対応に活かそう !
~ 自働車用(EV、HV、PHV)安全規格と安全性試験、輸送の安全に関する諸規定と実務、全固体電池と安全性 ~
・EVに不可欠なリチウム電池の安全性の対応策を学び実務で活かすための講座
・リチウムイオン電池の安全性における最新の法改正のポイント、予防安全への対策技術を修得し、安全性の確保とリスク対応に活かそう !
これまで数回に亘り、日本テクノセンター主催の安全性セミナーを担当して来たが、今回は多少方向を変えて、最近の法改正のポイント、安全性のグローバル化と予防安全へのアクションとした。 1.受動的アクション 過去のパターンは、何らかの事故が起こって、応急対策をし、多少収まった時点で安全性試験方法の制定や規則の改定であった。現時点では、左記のアクションは一定の効果を挙げ、これ以上の試験方法や規則を新たに加える必要性は少ない。むしろ現行の規則、規制等を完全にクリアする努力が求められる。今回のセミナーにおいても、殆どの時間は上記の現行システムを、2019年初頭の幾つかの運用改定を加えて説明する。 2.能動的アクション 必ずしも安全性試験方法や規制が想定されている訳ではないが、今後予想されるリスクとハザードとして、EVの急速充電、EV廃電池の処理と資源リサイクルを取り上げて、潜在あるいは顕在化しつつある問題を取り上げて見たい。更には予防安全の可能性として、電解液漏れと可燃性ガス警報の有効性なども範囲に含めて見た。 これらはシステムの技術開発が必要であるが、事故が起きてから対策を慌てるよりは、事故の予防と回避を素早く行う方が、全ての当事者にとってメリットがあろう。 3.EVの拡大との関係、2019年には世界のEVは200万台/年を越えて、いずれ1000万台のレベルに達するであろう。 逆に、200万台で停滞しては、電池とEVの生産が立ち枯れてしまう。 この2、3年でEVが多く導入される欧州大陸で、仮に数台のEV発火事故が発生すれば、過去の中国での発火事故とは別の意味で、EVそのモノを否定する動きとなろう。 現行のR100でEVの安全性が担保される訳ではないので、電池の製造技術や品質管理など、予防安全のアクションが有効であろう。 |
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・リチウムイオン電池全般の、原材料、電池開発、応用開発などに携わる技術、関係者の方 ・同上の輸出入、国内流通や施工・工事の関係者 ・電池関連原材料、部材等の開発担当者、同じく購買担当者 ・電池応用機器の開発担当者、同じく購買担当者 ・電池及び応用機器の輸出、輸入担当者、等 |
予備知識 |
・特に技術的な予備知識は不要です。基礎的事項は講演の中でも説明します ・敢えて言えば、担当する業務分担を描いて、安全性問題の範囲をお考え願います |
修得知識 |
・実務におけるリチウムイオン電池の安全性への対応策、抜かりの無さとコンプライアンス ・同じく、関連業界における主導的な役割の確保 ・他社をリードするビジネス上のスピードアップ ・リチウムイオン電池全般の理解 ・安全性に関する法規制とグローバルスタンダード ・電池応用製品の安全性確保とリスク対応 |
プログラム |
1.リチウムイオン電池事故の概要と安全性規格の対応 (1).2010年まで (2).2010以降現在まで
2.JIS規格と電安法(電気用品安全法) (1).JISC-8711~ JIS-8714 電安法制定まで (2).JISC-8715-(2012) ~ 今後の動向
3.自動車用(電気自動車/EV、ハイブリッド車/HV、PHV)安全性規格と安全性試験 (1).電池に関する諸規格(案)と安全性試験 (2).電池システムの安全性 UL、ISO、IEC、GB/T 中国ほか (3).UNECE/R100のグルーバル化と受託機関の整備
4.ULのリチウムイオン電池関係規格 (1).電池(単電池、組電池) (2).応用製品毎の規格 (3).認証制度の運用
5.国連危険物輸送基準勧告(UNオレンジブック) (1).試験項目 T1~T8 (2).最近の動向
6.輸送の安全に関する諸規定(リチウムイオン電池) ・船舶、航空、鉄道および国内諸規定
7.リチウムイオン電池における輸送規制と実務 ・セル、モジュール関連規格
8.定置用(大型)リチウムイオン電池の安全性規格と規制 (1).(国内)ZEH住宅と消防法 (2).(国内)電気事業法そのほか
9.リチウムイオン電池(セル)の製造工程と安全性の確保 ・製造工程における安全品質と運用
10.医療機器のリチウムイオン電池について ・薬事法とEU等の国際規格
11.全固体リチウムイオン電池(セル)と安全性 ・全固体リチウムイオン電池の扱いと安全性
12.今後予想されるリスクとハザード (1).EVの急速充電 (2).EV廃電池の処理と資源リサイクル (3).予防安全の可能性、電解液漏れと可燃性ガス警報
13.まとめと質疑応答 |
キーワード | リチウムイオン電池 電気用品安全法 リチウムイオン電池関係規格 国連危険物輸送基準勧告 リチウムイオン電池の安全性規格 全固体リチウムイオン電池 製造工程における安全性 輸送規制と規格 リスクとハザード 電解液漏れ |
タグ | 安全、規格・標準、化学、化学工学、化学物質、リチウムイオン電池、自動車・輸送機、蓄電、電気化学、電装品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日